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SARTO

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サルト株式会社

代表取締役 檀 正也

私がSARTOを立ち上げた理由は大きく2つあります。
ひとつには、服のリフォームを、若い人達が憧れる職業のひとつにしたかったため。私がこの仕事を始めた頃、リフォーム職人を目指す人は極めて少数でした。ファッションに関わる職業の中では日陰の存在といったイメージであり、仕事内容も、袖丈や裾丈の修正といった簡単な業務が主体と思われていたからでしょう。しかしお直しとは、元来とても高度で、かつ広範な技術を要する仕事。トレンドにも敏感でなければなりませんし、ときに服を新たに作るに等しい創造性も要求されます。なのに、職人たちの地位は低く見なされ、それがために新しい人材も育たないという負のスパイラルにあったわけです。これを何とかしなければ、という強い危機意識が私にはありました。

もうひとつの理由は......こちらはあらためて言葉にするとちょっと気恥ずかしくもありますが......本当に良いものを大事に使い続ける文化を日本に根付かせたかったのです。たとえばヨーロッパでは、上等な服を修理や仕立て直しをしながら大切に着続け、親から子へと受け継ぐのは自然で尊い行為とされています。日本もそろそろこうした価値観にシフトとしてもいいのではないか。そのためには腕のいいお直し集団の存在が不可欠なのでは、と考えたのです。

おかげさまで私たちの仕事は、本当に少しずつですが、世間に認められてきたように感じています。嬉しいことに、雑誌や新聞、TVなどに取り上げられる機会も増えきました。リフォーム職人を目指す若者たちが当店の門を叩くことも頻繁にあり、またご両親から受け継がれた思い出のアイテムを再生させるような職人冥利に尽きる仕事も毎日のようにいただいています。最近では、仕立て直しの技術を背景に新たなファッションをクリエイトする、という私個人の夢も、オーダーメイドサービスという形で具現化しました。

この国のファッションを縁の下で支えるため、SARTOは今後も研鑽を続けていく所存です。