今回は、レディースのオーダーメイドスーツ製作の様子をご紹介します。
お客様の想い
「1年後に就職活動があるので、自信をくれる一着を作りたい。」
フィッター松尾の想い
「客室乗務員志望という夢にふさわしく、個性がありながら硬すぎない、ご本人の魅力が自然に引き立つスーツを仕立てたい。」
“就活用だから無難に”ではなく、“自分らしく、堂々と挑める一着”を目指して製作が始まりました。
レディースオーダーメイドスーツ製作の過程
① 生地選び|ネイビーを軸に、自分に似合う色を
「真っ黒な“ザ・就活スーツ”ではなく、自分に一番似合う色を選びたい」
その想いから、ネイビーを軸に検討しました。
一口にネイビーと言っても、明るさや光沢、織り方によって印象は大きく変わります。
今回候補に挙がったのは以下の3種類です。
- シルク混素材:表裏で素材が異なり、光の当たり方で艶が変化する個性的な生地
- スキャバル(イギリス製・ウール100%):王道で軽やかな定番スーツ生地
- やや重めのイギリス製生地:耐久性が高く、パンツにも適したしっかりした素材
最終的に選ばれたのは、やや明るめのイギリス製ネイビー生地。
強度がありながら、イタリア生地のような垢抜けた印象も持つ一着です。
② メジャーメント|女性らしいラインを活かす設計
ヒップとウエストの差が大きい、女性らしい体型。
そこで、
- ウエスト位置をやや高めに設定
- ヒップを柔らかく包む設計
- 裾に向かって自然に絞る構造
に仕立てていきました。
ジャケット丈は、パンツスタイルに最もバランスの良い股下付近に設定。
仮縫いを行い、上下のバランスを丁寧に調整しました。
③ 細部のカスタマイズ|印象を決めるディテール選び
■ 襟の形(ラペル)
- ノッチド・ラペル(スタンダード)
- ピークドラペル(やや華やか)
今回は就職活動も考慮し、上品で自然な印象を重視。
■ 裏地
半裏と総裏がありますが、長く着用していただくことを考え、総裏仕様に。
表地ネイビーと相性の良いブラウンを選び、落ち着きと温かみを演出しました。
■ ボタン
水牛ボタン、ナットボタン、貝ボタンの中から選択。
就活シーンで悪目立ちしないよう、黒の靴にもなじむ濃いブラウンのボタンを採用しました。
完成|「一緒に作ったからこそ愛着が湧く」
お客様からは、
「細かな部分までこだわったので愛着が湧きます。一緒に選んだ時間も含めて、もう思い入れがあります。」
との嬉しいお言葉をいただきました。
また、今回のスーツはインナー次第で印象は大きく変わります。
とろみのあるブラウスなら大人の女性らしく、
パリッとしたシャツならフレッシュな印象に。
就活だけでなく、将来にわたって活躍する一着です。
フィッター松尾より
透き通るような透明感のある肌に負けない生地を選びました。
今回使用したのはスーパー160’sという極めて細い繊維を使った高級生地。
さらにイギリス製の「縦横双糸」を使用することで、繊細でありながら芯の強さを持つ仕上がりになっています。
第一印象が重要な面接の場で、お客様の魅力が自然に伝わるように。
そしてこれからの人生に自信を持って踏み出せるように。
この一着が、背中を押す存在になれば嬉しく思います。
他にも、フィッター松尾によるリメイク事例をご紹介しています。是非ご覧ください。
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