思い出も一緒に未来へつなぐ「受け継ぐお直し」。
今回は、サルトが取り組む 「受け継ぐお直し」企画をご紹介します。
本企画では、
親から子へ受け継がれた大切なお洋服を、今の時代に合うデザインへとリメイクし、
お洋服とともに想いを次の世代へ繋いでいきます。
【今回のお直し】
今回お直しをさせていただいたのは、
山田美樹 元環境副大臣がお母様から譲り受けた「HERMES(エルメス)」のシルクコート。
HERMESらしい美しい色使いと、大胆な柄が印象的な一着。
構造はシルクの一枚仕立てで、非常に上質なアイテムです。
しかしその一方で、
✔ 柄が全面に出るため、今の時代に一枚で着るには少し勇気がいる
✔ サイズがやや大きく、調整が必要
という課題もありました。
【お直しのポイント】
今回のお直し前の難点:ラグランスリーブと大胆な柄
袖は、現在も人気のあるラグランスリーブ
(襟ぐりから脇にかけて斜めに切り替え線が入るデザイン)。
袖丈は長く調整が必要でしたが、
ラグラン特有の構造
大きな柄が入っている
という理由から、単純に詰めるだけではバランスが崩れてしまう難しいお直しでした。
【サルトの提案】
「柄を活かし、今も着られるデザインへ」
今回のリメイクでは、
トーンを落とすことで柄の魅力を活かしながら、今後も着続けられるデザインを目指しました。
袖は大胆に、別生地で新たに作り替えるという方法を選択。
さらに、
・襟
・ポケット
・裾の裏側
にも同じ生地をあしらうことで、統一感とデザイン性を高めています。
【お直しをしてみて】
完成したコートは、全体的にシャープで洗練された印象に。
柄の個性を活かしながらも、すっきりと見えるシルエットに生まれ変わりました。
ご本人のご感想
完成後、ご本人からはこんなお言葉をいただきました。
「母から譲り受けたけど、母から戻してくれって言われました」
思わず笑みがこぼれる、嬉しいご感想です。
このコートは、その後トークイベントでも実際に着用されました。
【環境への取り組みとしても評価】
この「受け継ぐお直し」の取り組みは、
環境省が推進する「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしをつくる国民運動」にも取り上げていただきました。
さらに、ファッション業界の大御所メディア「WWD」にも掲載されており、最近では「アップサイクル」という言葉も広がってきています。
捨てないことは、誰にでもできるサステナブルな一歩。
「環境に良いこと」「SDGs」と聞くと、少し重たく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、「物を捨てず、直して使う」ことは、誰にでもできる環境への第一歩です。
ーー個人的な喜びが、結果的に地球にとって良いことへと繋がる——
それはとても素敵な循環ではないでしょうか。
より詳しく知りたい方は、
「環境省 サステナブルファッション」でぜひ検索してみてください。
今回は
・HERMESのシルクコートを「受け継ぐお直し」
・思い出と環境を未来へ繋ぐサステナブルファッション
・捨てない選択が、豊かな暮らしにつながる
という内容でご紹介しました。
「受け継ぐお直し」は以前にも「母から受け継いだ思い出のカシミアコートをリメイク」でご紹介しております。
是非、合わせてチェックしてみてください。
大切なアイテムを、思い出のつまったアイテムをより長く、美しく。
そのお手伝いをさせていただきます。
ぜひ一度サルトにご相談ください。
公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。
※LINEに移行します

