実はこのジャケット、左右でBefore、Afterがわかるようになっているんです!
今回はこちらのジャケットを用いて、ジャケットの詰め直しについて、
具体的にジャケットのどこをどのように詰めるのかについてお話していきたいと思います。
【1.袖詰め】
一番イメージしやすいものが袖が長すぎる場合に、短くするために行う「袖詰め」。
男性の場合は中のシャツが少し出るように調整するのが主流です。
女性の場合はどうでしょうか?
女性の場合、適正な袖の長さは手首から少し手の甲にかかる程度です。
女性の場合、男性と異なり中に着るものが半袖、長袖、ノースリーブ、ワンピースと多様です。
男性のようにシャツの袖口を少し出して着るのが正解というわけでもないため、手の甲に少しかかるくらいが丁度良いと思われます。
適正な長さに調整した上で、袖をまくる、たくしあげるなどしても、
動きが出て素敵なアイテムとして大変身します。
こちらで詳しく解説しておりますので是非チェックしてみてください。↓↓
【2.肩幅】
肩幅を広くするということは不可能ですが、詰めることに関しては割とどこまででも可能です。
ファッションよりだとビックシルエットで肩幅を広くというものも見られますが、ビジネス用に考えると、きっちりとお身体に合っていた方が印象が良いです。用途に合わせた使い分けが重要ですね。
【3.着丈(丈の長さ】
着丈の詰め方は大きく分けて2種類。
下から詰める方法と肩側から全体を上に上げる方法があります。
着丈も詰めようと思えばどこまででも詰めることはできます。
しかしバランスを考える必要があります。
メンズのテーラードジャケットではだいたい切りポケットがついているため、
下から詰めすぎてしまうとバランスが悪くなってしまいます。
全体のバランスを保ったまま詰める方法が肩から上に上げる方法です。2つの方法の合わせ技も可能です。
【4.身幅】
バスト、ウエスト、裾にかけてを脇から詰めて小さくしていきます。
目安として8㎝を限度に考えていただければと思います。
8㎝というとだいたい10㎏お痩せになった想定です。
その他、二の腕、袖口幅を全体のバランスに合わせて詰めることもできます。
ジャケットの様々な詰め直しについてご紹介いたしましたが、実際にお持ちいただく際には
何も考えずにサルトに任せていただいて大丈夫です!
私どもは日々、フィッティングの勉強をしております。
今のトレンドをおさえ、ビジネスの場なのかカジュアルな場なのかシーンに合わせた
フィッティングをご提案させていただくことができます。
今回はジャケットの詰め直しについてご紹介しました。
YouTubeでは他にもジャケットのお直しについて解説しておりますので、是非ご覧ください。
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