着れば着るほど愛着が湧く、究極の「育てる素材」であるリネンの魅力についてご存知でしょうか?
リネンとは、麻の一種である亜麻(フラックス)を原料にして作られる天然素材です。そんなリネンの魅力は驚くほどたくさんあります。
✔ 汗を良く吸う
✔ すぐ乾く
✔ 消臭効果
✔ 汗をかいても肌に張り付かない
✔ ケアが簡単(アイロンは高温・当て布なしでOK、スラックスなら自宅の洗濯機で◎)
✔ 洗うほど目が詰まって丈夫になる
✔ 風は通すが保湿効果もある
リネンは夏のおしゃれの救世主
「夏に着るのにちょうどいい服とは?」困る時はありませんか?
近年の日本の夏は暑すぎますよね。夏は暑さ対策や汗しみなどが気になって、ファッションの選択肢が少なくなるというお声をよくいただきます。
そこで、汗をよく吸い、洗濯をしても丈夫なリネン素材は定番のポロシャツに加えて、もう一つの選択肢です。
速乾性があるため汗しみも気になりません。また見た目にも軽やかであるため涼し気でもあります。
「シワ」を美学に変える、大人の余裕
リネンの最大の魅力は「シワ」です。
ウールと違い、リネンのシワは「だらしない」という印象を与えず、むしろ独特の「こなれ感」や「着慣れている感」を演出してくれます。
この雰囲気があるからこそネイビーやグレー以外の色も着やすくなります。
通常のウール素材と比べて、派手になりにくく、自然とオシャレさをアップしてくれます。
どうしてもシワが気になるという方にはウールリネンというご提案もできます。
ウールリネンはリネンとウールが混合された素材のことです。
リネンとウール、それぞれの素材の良い所を引き出し合い、欠点を補える理想的な相性の素材です。
ウールは弾力性と反発性があり、しわになりにくいという特徴があります。
しわになりやすいリネンの性質を補ってくれるので、
ウールリネンは、リネンよりもしわになりにくく、ふっくらと弾力があり、程よい柔らかさが生まれます。
「三生(三世代)」着られる圧倒的な耐久性
リネン生地は糸が太いので、擦り切れたり、破れたりする心配が少ないです。
また、ウールはクリーニングを繰り返すと寿命が縮まりますが、リネンは水洗いすることで生地が強くなります。
リネン生地は始めは織り目が開いて(生地の目が詰まっていない)います。その目が洗うほどに詰まっていき丈夫になります。
この「丈夫さ」は圧倒的で、一生どころか「三生(三世代)は着られる」と言われるほどコスパが良い素材です。
革靴やデニムのように「育つ」素材
サルトをご利用いただくお客様の中には、革靴やデニムの経年変化(エイジング)を愛する方が多くいらっしゃいます。
実はリネンも、それらと同じく「育てる楽しみ」がある素材です。
ウールのスーツは着用やクリーニングを重ねると徐々に生地の寿命が縮まっていきますが、リネンは異なります。
最初はやや硬く感じる質感は、着用を重ねるごとに体に馴染み、柔らかく変化していきます。
まさに、自分だけの一着を作り上げていく悦びを味わえるのです。
このプロセスは、革靴やデニムを自分だけの一足・一着に育てていく感覚に非常に近く、
レザーやデニムの経年変化が好きな方なら、間違いなくリネンの虜になるはずです。
まさに人生を共にするパートナーにふさわしい素材です。
シワを恐れるのではなく、むしろ自分の一部として楽しむ。そんな余裕のある大人の夏服です
サルトが提案する、リネンのオーダー服
ここまでリネンの魅力についてご紹介してきましたが、一口にリネンといってもその生地の厚さで表情もまた変わってきます。
薄い生地のリネンであればシワは細かくなり、より軽やかな印象になります。
厚い生地のリネンであればできるシワは大振りになり、落ち着いた印象になります。
リネンは風を通し、涼し気なイメージがあると思いますが、それも生地の厚さによって変わってきます。
厚手のリネン(目安300g以上)はあまり風を通しません。そのため秋口に着られる素材としておすすめです。
リネンでスーツを仕立てる際にも生地の厚さが重要になります。
サルトでは、250g以下の薄い生地ではなく、シワが大きく入って雰囲気が出る200g後半から300g後半の厚みのある生地を推奨しています。
リネンにも産地によって様々な特徴がありますが、具体的に特徴をご紹介していきます。
【アイリッシュリネン】
硬くハリがあり、仕立て映えするのが特徴です。
最初は硬いが、着込むと柔らかくなり自分のものになる、という既にご紹介したリネンの魅力をを感じやすい種類でもあります。
リネンスーツを初めて仕立てるという方に最もおすすめです。
アイリッシュリネンの大定番のメーカーはスペンスブライソンです。
スペンスブライソンの中でも種類は様々ありますが、リネンスーツが初めてという方におすすめしたいのが「Lismore」という種類です。
厚さは280gとやや軽めですが、硬く仕立てることでスーツにも映える種類です。打ち込みがしっかりしているためパンツにも適しています。
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【イタリアンリネン】
アイリッシュリネンとは対照的に、イタリアンリネンは最初から柔らかいのが特徴です。
色気を感じる質感であり、色展開が豊富です。
ビジネス用途やパンツ用途にはやや制限がありますが、リラックス志向の方や、周りとは一味違った一着が欲しいという方におすすめです。
イタリアンリネンの代表的なブランドはドラッパーズです。
ドラッパーズはイタリアのボローニャ地方で創業したブランドで、豊富なデザインバリエーションが特徴的です。
程良く個性をアピールできる大人のお洒落な生地が揃っています。
生地の品質の良さはもちろん、センスの光るラインナップが人気な「知る人ぞ知る」ブランドです。
【フレンチリネン】
フレンチリネンもイタリアンリネンに近く、生地は最初から柔らかめです。
生地の厚さが300g後半~400g前半と厚めなのが特徴です。
生地が厚めということもあり、ツイードのような雰囲気が出ます。先に述べたように、生地が厚めであるため、春秋に最適です。
こちらでジャケットを仕立てると高級感が出ます。また、柄物も豊富なため、服好きな方に是非おすすめしたい素材です。
フレンチリネンではメゾンエラールが有名です。
2020年創業の新しいブランドで、世界中のテーラー、服好きからの評価が高いフランスのブランドです。
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弊社スタッフでもある「Mr.Linen」のブログではリネンの魅力についてたっぷり紹介されています。
是非この機会にリネンの奥深さに触れてみてください。
デニムを育てるように、自分の体に刻まれるシワを楽しみながら、一生モノのリネンスーツを仕立ててみませんか?
今年は「リネンの当たり年」です。各社生地屋さんが太鼓判を押すほど、豊富な生地、カラーのリネンが出回っています。
その中から皆様のライフスタイルに合わせた最適な生地をご提案できます。
ぜひこの機会にお気軽にご相談ください。
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