「無難で・失敗しない・恥をかかない・定番のスーツの着方」の具体的なご紹介の第一弾は、入学式・卒業式です。
言わずもがな、お子様の晴れ舞台で、親であれば何度か経験することでしょう。もちろん、これらの行事はお子様が主役ですので、親は気合いを入れすぎないことが大切です。とはいえ、気合は入れないまでも、子供に恥を欠かせない程度の装いは必要です。
今回は、「無難で・失敗しない・恥をかかない・定番のスーツの着方」をまとめていきます。
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どんなスーツが良いですか?
スーツの色は、濃紺(ネイビー)かグレー(チャコールグレー/ダークグレー)が良いと思います。ただ、スーツが制服のような意味合いもある日本ですので、世界共通のビジネス定番色のグレーですら派手というか目立ってしまう可能性があります。ここは濃紺が絶対的に無難です。
あと、入学式も卒業式も一応「式典」なのでフォーマルという意味で黒いスーツも思い浮かびますが、ネクタイなどの組み合わせによっては「結婚式帰り」な見た目になるので、冠婚葬祭以外で着るには黒は難易度が高い色です。繰り返しになりますが、サルトとしては、いろいろな場面で活用できる万能な色「濃紺」をおすすめしています。
スーツじゃないといけないですか?
入学レクリエーションや父母会など式典ではない場合には、カジュアルなスタイルで参加する人も多かったですね。こういった場合、色や柄の自由度が上がり、着こなしを楽しめるようになります。ただ、極端に派手なものや、遠くから見ても「○○だな」と分かってしまうほど主張の強いブランド品は避けたほうが良いでしょう。
なにより、どういった着こなしであれ、サイズがしっかりと合っているのかに注意しましょう。サイズが合ってないと、素敵なものも台無しです。このサイズについては今後の更新の中でお話しますね。
失敗しない王道「濃紺無地」
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王道。でも、日本だと目立つ「グレー」
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厳粛な”式典”ではないならOK「ノーネクタイ(カジュアル)」
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濃紺スーツが絶対的な無難なのはわかりました。では、ワイシャツとネクタイの無難はなんでしょう?次回は、ワイシャツとネクタイの組み合わせのお話です。