【受け継ぐお直し®とは?】想い出のスーツを次の世代へ|親から子へ受け継ぐお直しの価値

ご実家のクローゼットやタンスの奥深くに、お父様やお母様、あるいはおじい様が昔大切に着ていたスーツやコートが眠っていませんか?
また、会社でお世話になった憧れの先輩から、「もう着ないから」と上質なジャケットを譲り受けた経験はないでしょうか。

「デザインや生地はすごく良いけれど、サイズが大きすぎて着られない」
「捨てるには思い出が詰まりすぎていて、どうしても処分できない……」

そうした「捨てられない想い」を、「また着たい」という現代の喜びに変え、次の世代へと繋いでいく。それこそが、サルトが大切にしている取り組み「受け継ぐお直し®」です。

今回は、具体的な1つの事例紹介にとどまらず、「受け継ぐお直し®」とは一体どのようなものなのか、その多様なパターンや、新品のお洋服を買うこととは根本的に異なる「心の満足感」について詳しくご紹介します。

サルトが提唱する「受け継ぐお直し®」とは?

「受け継ぐお直し®」とは、単に小さくなった服の裾を詰めたり、破れた箇所を補修したりする日常的な修理ではありません。

誰かが人生の節目で大切に着用し、たくさんの時間や思い出が刻まれたお洋服を、次に着る方の体型やライフスタイルに合わせて綺麗に仕立て直し、服に宿る「歴史」や「想い」ごと次の世代へ引き継いでいくお直しです。

洋服は一見するとただの「布のかたまり」ですが、そこには持ち主が仕事を頑張った時間や、家族と過ごした記念日の記憶、人生の歩みがしっかりと染み込んでいます。サルトでは、その背景にあるストーリーまで丁寧に汲み取り、お仕立て直しを行っています。

こんなにある!「受け継ぐお直し®」の多様なパターン

「家族の服しか直せないのかな?」と思われるかもしれませんが、実は受け継ぎ方にはさまざまな形(パターン)があります。

1. 先輩から後輩へ受け継ぐ

会社でお世話になった上司や師匠とも言える先輩から譲り受けたスーツ。
体型に合わせて肩幅や身幅を整えることで、先輩の仕事への情熱やイズムを身に纏う「勝負服」として生まれ変わります。

2. 親から子へ(父から息子・娘、母から娘)

お父様が若い頃に着ていたクラシックなスーツを、成人式や大学の卒業式、就職活動を迎える息子様へ。あるいは、お母様が大切にされていたカシミアコートやジャケットを、現代風のシルエットに整えて娘様へ受け継ぐケースも非常に増えています。

3. 祖父母から孫へ、着物から洋服へのリメイクも

おじい様やおばあ様が仕立てた昭和の仕立ての良いコートや着物。
何十年経っても色褪せない上質な生地を活かし、お孫様が日常でさらりと着られるケープやジャケット、ワンピースへとリメイクします。

4. 「メンズ →レディース」も

男性同士の受け継ぎ(メンズ → メンズ)であれば基本はサイズ調整が中心となりますが、お父様やおじい様のメンズスーツを、娘様やお孫様(女性)が着られるようにリメイクする(メンズ → レディース)といったご相談も大歓迎です。 骨格や構造が根本から異なるため非常に高度な技術が必要となりますが、「家族が大切にしていた服、自分が綺麗に着られる服になる」と、とりわけ強い感動をいただいております。

5. 「愛犬(ペット)」へ受け継ぐ

「着なくなった思い出のコートやブランド服を、大好きな愛犬に着せてあげたい」というご相談も非常に人気を集めています。 サルトが展開する「ReSARTO(リサルト)恵比寿」では、お父様のダウンジャケットをワンちゃん用のダウンベストに仕立て直したり、思い出のコートから可愛いケープを仕立てたりするリメイクを行っています。 長年着ていた飼い主様の匂いや想い出が残る生地で包まれることは、愛犬にとっても大きな安心感に繋がります。大切な家族の一員であるペットへ想いを受け継ぐ、新しいカタチの「受け継ぐお直し®」です 。

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昔のスーツを「今の時代」に自然に馴染ませるプロの技

「昭和や平成初期のスーツは、肩パッドが分厚くてシルエットが大きい」とイメージする方もいらっしゃると思います。

昔のお洋服には、以下のような特徴があります:

  • 肩幅が広すぎる・肩パッドが分厚い
  • 全体的にシルエットが重たくダボついている
  • 衿(ラペル)の太さやボタン位置に時代感が出ている

私たちの役割は、そのお洋服が持っているクラシックな良い雰囲気や歴史を壊しすぎず、現代の街並みやライフスタイルに自然と馴染むシルエットへとアップデートすることです。

フィッターと職人が連携し、「必要な部分は大胆に削り、残すべきプロのディテールは丁寧に残す」という絶妙なバランスを見極めて仕立て直します。

「受け継ぐお直し®」がもたらす本質的な価値

1. 「新しいスーツが買える金額でもお願いしたい」理由

以前、ある若いお客様が「お父様が昔着ていたスーツを、大学の卒業式、そして社会人になってからも着たい」とサルトにご相談くださいました。

昔のスーツから現代的なサイズへお直しするためには大がかりな解体と再構築が必要となり、「これだけのお直しになると、新しいスーツが1着買えてしまうほどの金額になります」と事前にお伝えしました。

しかし、そのお客様は迷うことなく、笑顔でこう仰いました。

「それで父と母が喜んでくれるなら、安いものですよ。」

ご自身の成人や社会人への第一歩を、ご両親の想い出が詰まったスーツで祝うこと。そして、それを見たご両親が心から喜び、涙ぐむこと。新品のスーツをただお金を出して買うだけでは絶対に手に入らない、「プライスレスな家族の価値」がそこにはありました。

2. 新品を買う時とは違う「心の満足感」

別のお客様からは、こんな印象的なお言葉をいただきました。

「新品の服を買う時は、買ったその瞬間が気持ちのピーク。 でも、受け継いだ服は、袖を通すたびに相手との思い出や温かい想いがよみがえって、ずっと気持ちが温かいまま続くんです。」

新品には新品の良さや高揚感があります。しかし、受け継ぐお直しには「時間と記憶が積み重なることによる、深くて温かい心の満足感」が存在します。

まとめ:“受け継いで着たい”と思う一着があれば、ぜひサルトへ

ご実家に帰省したとき、クローゼットの奥を覗いたとき、あるいは大切な方から服を譲り受けたとき——
「これ、自分が綺麗に着られたら素敵なのにな」と思うお洋服があれば、諦めて処分してしまう前に、ぜひ一度サルトの「受け継ぐお直し®」をご検討ください。

知識豊富なフィッターとお直しの職人が、あなたと大切な方の記憶を繋ぐ、世界にたった一着だけの宝物を仕立てるお手伝いをいたします。

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