【7月22日開催】レザーアイテムの修理・復元・メンテナンス相談会

この度、サルト銀座本店が信頼を置く革製品のプロフェッショナル「リファイン」を招き、革製品の修理・復元・メンテナンス相談会を開催いたします。

当日はリファインより職人が銀座本店に来店し、お持ちのメゾンブランドのバッグやお財布のスレや破れ、シミなどのお悩みを職人に直接ご相談いただけます。

“とりあえず使えるように、、、”といった修理ではなく、オリジナルの状態へ復元する技術力を持つリファイン。ぜひ、ご相談・ご体験ください。


■開催日時■
7月22日(土)11時〜18時

■開催場所■
サルト銀座本店 2階

■ご予約■
下記のお問い合わせフォームにて、ご希望のお時間を選択し、ご予約くださいませ。

【銀座店イベント】サルトの”座談会”イベント開催のお知らせ

閉店後のサルト銀座本店を会場に、洋服好きのお客様同士の小さな集いを開催いたします。

今回のテーマは「あなたの思うフォーマルな装い」。

お酒と食事を楽しみながら、フォーマルスタイルを皆さんで語り合いましょう。


■開催日時■
6月24日(土)19時〜21時

■開催場所■
サルト銀座本店 2階

■会費■
3,000円
(軽食とお酒をご用意しております)

■ドレスコード■
あなたが思うフォーマルな装い

■ご予約■
下記のお問い合わせフォームに「イベント参加希望の旨」をご記載の上、お送りくださいませ。

ご予約/お問い合わせフォーム

【イベント】Fashion Revolution Japan 2023 協賛のお知らせ

皆様、いつもサルトをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

サルとは、6月4日から29日まで表参道のGYRE GALLERYにて開催されるFashion Revolution Japan “Two Decades of Hidden Fashion”に今年も協賛をさせていただきました。

本展は、2013年4月24日にバングラデシュで発生したラナ・プラザの倒壊事故(縫製工場で働く1132名が亡くなり、2500名以上が負傷)をきっかけに始まったファッション産業の健全化を目指すグローバルキャンペーンFASHION REVOLUTION JAPAN が主催し、事故から10年経った今、ファッション産業を取り巻く状況は変化したのだろうか?という問いを入り口に、これまでの10年を振り返り、これからの10年を見据えるために企画されました。リサーチに基づき変化をビジュアライズしたインフォグラフィックや、ファッション産業に関わる人々の生の声をマルチメディアで展示します。

我々サルトは、映像展示の一部に参加させていただき、これからのファッション業界へのメッセージを発信させていただきました。

ぜひ、ご来場くださいませ。

開催期間:2023年6月4日(日)ー29日(木)

会場:GYRE GALLERY /ジャイル・ギャラリー

住所:東京都渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE 3F

お問合せ:0570-056990 ナビダイヤル(11:00-18:00)

オープン時間:11時-20時  (6月10日のみ17時閉場)

【父の日イベント】お父さんの着なくなったお洋服で刺繍入りハンカチを作ろう!

サルトの父の日ワークショップ
着なくなったお洋服でオリジナル刺繍入りハンカチをつくろう

父の日ワークショップ
着なくなったお洋服でオリジナル刺繍入りハンカチをつくろう

着なくなったお洋服で、オリジナル刺繍入りハンカチをつくりませんか。

“洋服を長く大切につかってほしい”という想いを込めて、物を無駄にしないことを感じていただけるワークショップを開催いたします。
当日は、お父さんが着なくなったワイシャツをお持ちいただき、刺繍入りのハンカチをつくります。

着なくなったお洋服の再利用を通して物を大切にすることを感じると共に共に、手を動かす楽しさも体験いただけるワークショップです。

着なくなったワイシャツで、
“オリジナル刺繍入りハンカチ”をつくりませんか。

“洋服を長く大切につかってほしい”という想いを込めて、物を無駄にしないことを感じていただけるワークショップを開催いたします。

当日は、お父さんが着なくなったワイシャツをお持ちいただき、オリジナルの刺繍が入ったハンカチをつくります。

着なくなったお洋服の再利用を通して物を大切にすることを感じると共に共に、手を動かす楽しさも体験いただけるワークショップです。

考えながら手を動かして、こんな素敵な刺繍入りハンカチが作れます。

ワイシャツから生地を切り出し、それにオリジナルの刺繍を入れます。

ハンカチとしてはもちろん、ジャケットの胸ポケットに入れて”ポケットチーフ”としても使えます。

考えながら手を動かして、こんな素敵なハンカチがつくれます。

好きな文字を刺繍してみよう!

簡単なイラストにも挑戦!

このワークショップは、着なくなったお洋服を素材としてお持ち頂きます。
おうちで「このお洋服はいいかな?」とお話をしながら、素材を探してみてください。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

このワークショップは、着なくなったお洋服を素材としてお持ち頂きます。

おうちで「このお洋服はいいかな?」とお話をしながら、素材を探してみてください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

開催情報

【開催日】
2023年6月10日(土) 
①午前10時の回 ②午後13時の回


【開催店舗】
サルト銀座店4階(東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル4階)


【対象】
小学生〜のお子さま(ステッチングニードルという簡易刺繍針を使用します)


【定員】
各回8人まで(同伴の方は除く)


【参加費】
2,500円(1名分の制作料金です。ご兄弟や親子それぞれで制作されたい場合は人数分お申し込みください)


【ご持参いただくもの】
着なくなったワイシャツまたはカジュアルシャツ(綿生地が最適です)


【所要時間】
約90分


【参加方法】
完全予約制


▼参加ご応募はこちらから

【ご注意】

・ワークショップは完全予約制です。
・お子様のみのご参加は安全管理の観点からご遠慮お願いいたします(保護者様同伴でお願いいたします)。
お自宅より不要になったワイシャツまたはカジュアルシャツを素材としてお持ちください。
・サルトでご用意する革素材やボタンは色や柄に限りがございます。あらかじめご了承ください。
・制作にはハサミやトンカチなどの道具を使用しますので、お子さまのけがには十分ご注意ください。
・ワークショップ中の事故やけが、トラブル、盗難、紛失などにつきましては、主催者は一切の責任を負いかねます。
・弊社のホームページ、SNS発信用に写真と動画の撮影が入る場合がございます。
・会場には参加定員人数分のテーブルと椅子しかご用意がございません。付き添いの方は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

開催情報

【開催日】
2023年6月10日(土) 
①午前10時の回 ②午後13時の回

【開催店舗】
サルト銀座店4階(東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル4階)

【対象】
小学生〜のお子さま(ステッチングニードルという簡易刺繍針を使用します)

【定員】
各回8組まで

【参加費】
2,500円(1名分の制作料金です。ご兄弟や親子それぞれで制作されたい場合は人数分お申し込みください)

【ご持参いただくもの】
着なくなったワイシャツまたはカジュアルシャツ(綿生地が最適です)

【所要時間】
90分

【参加方法】
完全予約制


▼参加ご応募はこちらから

【ご注意】
・お子様のみのご参加は安全管理の観点からご遠慮お願いいたします(保護者様同伴でお願いいたします)。
・ワークショップは完全予約制です。
お自宅より不要になったワイシャツまたはカジュアルシャツを素材としてお持ちください。・サルトでご用意する革素材やボタンは色や柄に限りがございます。あらかじめご了承ください。
・制作にはハサミやトンカチなどの道具を使用しますので、お子さまのけがには十分ご注意ください。
・ワークショップ中の事故やけが、トラブル、盗難、紛失などにつきましては、主催者は一切の責任を負いかねます。
・弊社のホームページ、SNS発信用に写真と動画の撮影が入る場合がございます。
・会場には参加定員人数分のテーブルと椅子しかご用意がございません。付き添いの方は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

【母の日イベント】着なくなったお洋服でオリジナルロゼット作り!ワークショップ開催のお知らせ

サルトの母の日ワークショップ
着なくなったお洋服でオリジナルロゼットをつくろう

母の日ワークショップ
着なくなったお洋服でオリジナルロゼットをつくろう

着なくなったお洋服で、オリジナルロゼットをつくりませんか。

“洋服を長く大切につかってほしい”という想いを込めて、物を無駄にしないことを感じていただけるワークショップを開催いたします。
当日は、おうちで着なくなったお洋服をお持ちいただき、サルトにある廃棄前の生地と合わせてオリジナルのロゼットをつくります。

着なくなったお洋服の再利用を通して物を大切にすることを感じると共に共に、手を動かす楽しさも体験いただけるワークショップです。

着なくなったお洋服で、
“オリジナルロゼット”をつくりませんか。

“洋服を長く大切につかってほしい”という想いを込めて、物を無駄にしないことを感じていただけるワークショップを開催いたします。

当日は、おうちで着なくなったお洋服をお持ちいただき、サルトにある廃棄用生地のはぎれと合わせてオリジナルロゼットをつくります。

着なくなったお洋服の再利用を通して物を大切にすることを感じると共に共に、手を動かす楽しさも体験いただけるワークショップです。

考えながら手を動かして、こんな素敵なロゼットがつくれます。

たとえば、お母さんやおばあちゃんが着なくなったお洋服からもつくれます。

お父さんやおじいちゃんは使わなくなったネクタイもこんな素敵に変身します。

考えながら手を動かして、こんな素敵なコインケースがつくれます。

たとえば、お母さんやおばあちゃんが着なくなったお洋服からもつくれます。

お父さんやおじいちゃんは使わなくなったネクタイもこんな素敵に変身します。

このワークショップは、着なくなったお洋服を素材としてお持ち頂きます。
おうちで「このお洋服はいいかな?」とお話をしながら、素材を探してみてください。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

このワークショップは、着なくなったお洋服を素材としてお持ち頂きます。

おうちで「このお洋服はいいかな?」とお話をしながら、素材を探してみてください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

開催情報

【開催日】
2023年5月13日(土) 
①午前10時の回 ※午後の回の予約枠は終了いたしました

【開催店舗】
サルト銀座店4階(東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル4階)


【対象】
年中〜小学生以下のお子さま


【定員】
各回8人まで(同伴の方は除く)


【参加費】
2,500円(1名分の制作料金です。ご兄弟や親子それぞれで制作されたい場合は人数分お申し込みください)


【ご持参いただくもの】
着なくなったお洋服またはネクタイ


【所要時間】
約90分


【参加方法】
完全予約制


▼参加ご応募はこちらから

【ご注意】

・ワークショップは完全予約制です。
・お子様のみのご参加は安全管理の観点からご遠慮お願いいたします(保護者様同伴でお願いいたします)。
お自宅より不要になったお洋服またはネクタイを素材としてお持ちください。
・サルトでご用意する革素材やボタンは色や柄に限りがございます。あらかじめご了承ください。
・制作にはハサミやトンカチなどの道具を使用しますので、お子さまのけがには十分ご注意ください。
・ワークショップ中の事故やけが、トラブル、盗難、紛失などにつきましては、主催者は一切の責任を負いかねます。
・弊社のホームページ、SNS発信用に写真と動画の撮影が入る場合がございます。
・会場には参加定員人数分のテーブルと椅子しかご用意がございません。付き添いの方は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

開催情報

【開催日】
2023年5月13日(土) 
①午前10時の回 ②午後13時の回

【開催店舗】
サルト銀座店4階(東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル4階)

【対象】
年中〜小学生以下のお子さま

【定員】
各回8組まで

【参加費】
2,500円(1名分の制作料金です。ご兄弟や親子それぞれで制作されたい場合は人数分お申し込みください)

【ご持参いただくもの】
着なくなったお洋服またはネクタイ

【所要時間】
90分

【参加方法】
完全予約制

▼参加ご応募はこちらから
【ご注意】
・お子様のみのご参加は安全管理の観点からご遠慮お願いいたします(保護者様同伴でお願いいたします)。
・ワークショップは完全予約制です。
お自宅より不要になったお洋服またはネクタイを素材としてお持ちください。
・サルトでご用意する革素材やボタンは色や柄に限りがございます。あらかじめご了承ください。
・制作にはハサミやトンカチなどの道具を使用しますので、お子さまのけがには十分ご注意ください。
・ワークショップ中の事故やけが、トラブル、盗難、紛失などにつきましては、主催者は一切の責任を負いかねます。
・弊社のホームページ、SNS発信用に写真と動画の撮影が入る場合がございます。
・会場には参加定員人数分のテーブルと椅子しかご用意がございません。付き添いの方は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

【親子イベント】サルトのレザークラフトワークショップ開催のお知らせ

サルトの親子ワークショップ
着なくなったお洋服でレザーコインケースをつくろう

サルトの親子ワークショップ
着なくなったお洋服でレザーコインケースをつくろう

着なくなったお洋服で、”オリジナルレザーコインケース”をつくりませんか。

”洋服を長く大切につかってほしい”という想いを込めて、物を無駄にしないことを感じていただけるワークショップを開催いたします。
当日は、おうちで着なくなったお洋服をお持ちいただき、サルトにある革のはぎれと合わせてオリジナルのレザーコインケースをつくります。

着なくなったお洋服の再利用を通して物を大切にすることを感じると共に共に、手を動かす楽しさも体験いただけるワークショップです。

着なくなったお洋服で、”オリジナルレザーコインケース”をつくりませんか。

”洋服を長く大切につかってほしい”という想いを込めて、物を無駄にしないことを感じていただけるワークショップを開催いたします。

当日は、おうちで着なくなったお洋服をお持ちいただき、サルトにある革のはぎれと合わせてオリジナルのレザーコインケースをつくります。

着なくなったお洋服の再利用を通して物を大切にすることを感じると共に共に、手を動かす楽しさも体験いただけるワークショップです。

考えながら手を動かして、こんな素敵なコインケースがつくれます。

たとえば、お母さんやおばあちゃんが着なくなったお洋服からもつくれます。

お父さんやおじいちゃんは使わなくなったネクタイもこんな素敵に変身します。

考えながら手を動かして、こんな素敵なコインケースがつくれます。

たとえば、お母さんやおばあちゃんが着なくなったお洋服からもつくれます。

お父さんやおじいちゃんは使わなくなったネクタイもこんな素敵に変身します。

このワークショップは、着なくなったお洋服を素材としてお持ち頂きます。
おうちで「このお洋服はいいかな?」とお話をしながら、素材を探してみてください。
みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

このワークショップは、着なくなったお洋服を素材としてお持ち頂きます。

おうちで「このお洋服はいいかな?」とお話をしながら、素材を探してみてください。

みなさまのご参加を、心よりお待ちしております。

開催情報

【開催日】
2023年4月1日(土) 
①午前10時の回 ②午後13時の回

【開催店舗】
サルト銀座店2階(東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル2階)

【対象】
年中〜小学生以下のお子さま

【参加について】
2名1組での参加となります。
「お子さまと保護者」、または「お子さま2名(保護者様は付き添い)」でご参加ください。

【定員】
各回8組まで

【参加費】
5,000円 税込 (2名分の料金です)

【ご持参いただくもの】
着なくなったお洋服またはネクタイ

【所要時間】
90分

【参加方法】
完全予約制

▼参加ご応募はこちらから
【ご注意】
参加応募は2名1組となります(「お子さまと保護者」、または「お子さま2名(保護者様は付き添い)」)。
・ワークショップは完全予約制です。
お自宅より不要になったお洋服またはネクタイを素材としてお持ちください。
・サルトでご用意する革素材やボタンは色や柄に限りがございます。あらかじめご了承ください。
・制作にはハサミやトンカチなどの道具を使用しますので、お子さまのけがには十分ご注意ください。
・ワークショップ中の事故やけが、トラブル、盗難、紛失などにつきましては、主催者は一切の責任を負いかねます。
・弊社のホームページ、SNS発信用に写真と動画の撮影が入る場合がございます。
・会場には参加定員人数分のテーブルと椅子しかご用意がございません。付き添いの方は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

開催情報

【開催日】
2023年4月1日(土) 
①午前10時の回 ②午後13時の回

【開催店舗】
サルト銀座店2階(東京都中央区銀座2-6-15 第一吉田ビル2階)

【対象】
年中〜小学生以下のお子さま

【参加について】
2名1組での参加となります。
「お子さまと保護者」、または「お子さま2名(保護者様は付き添い)」でご参加ください。

【定員】
各回8組まで

【参加費】
5,000円 税込 (2名分の料金です)

【ご持参いただくもの】
着なくなったお洋服またはネクタイ

【所要時間】
90分

【参加方法】
完全予約制

▼参加ご応募はこちらから
【ご注意】
参加応募は2名1組となります(「お子さまと保護者」、または「お子さま2名(保護者様は付き添い)」)。
・ワークショップは完全予約制です。
お自宅より不要になったお洋服またはネクタイを素材としてお持ちください。
・サルトでご用意する革素材やボタンは色や柄に限りがございます。あらかじめご了承ください。
・制作にはハサミやトンカチなどの道具を使用しますので、お子さまのけがには十分ご注意ください。
・ワークショップ中の事故やけが、トラブル、盗難、紛失などにつきましては、主催者は一切の責任を負いかねます。
・弊社のホームページ、SNS発信用に写真と動画の撮影が入る場合がございます。
・会場には参加定員人数分のテーブルと椅子しかご用意がございません。付き添いの方は立ち見となります。あらかじめご了承ください。

卒業式・入学式の失敗しないスーツ(第7章 ズボンのお腹周りの話)

今回もサイズのお話で、ズボンのお腹周りがテーマです。
ズボンはウエストことお腹周りのサイズが合っていないと、”腰パン”になったり、息が出来なくなったりします。ベルトで締めるとはいえ、そもそものサイズが適正でないと見た目も履き心地も悪くなってしまいます。

ズボンのお腹周りは緩くない?

 ズボンのお腹周りのサイズは、前回のズボンの長さと大きく関連します。
たとえば、お腹周りのサイズが大きい(緩い)場合、ズボンがずれ落ちてきて”腰パン”となり、裾のたるみがひどくなります。せっかくちょうど良い長さに裾上げ調整してもらっても、ズボンごとずれ落ちて着てしまえば台無しです。ズボンの裾上げをお願いする際、ズボンが緩い場合はお腹周りの調整も同時に相談したほうがよいでしょう

 また、”腰パン”になると、ズボンのベルトの位置が下るので「胴長短足」の見た目を見事に作り出します。ワイシャツの襟元からズボンのベルトまでの距離が長いと間延びしているように見えて、とてもスタイルが悪く見えて残念です。足の短さを主張するスタイルを避けるためにも、お腹周りのサイズはしっかり合わせたいところです。

 ちなみに、「緩いなら、ベルトで締めればいいのでは?」と思われがちですが、緩いズボンを無理やりベルトで締め上げてはくとズボンに不自然なシワができ、見た目もは着心地もよくありません。ランチを食べ終わったくらいのお腹のサイズに合わせて、ズボンのサイズをお直しすることをおすすめします。

ズボンのお腹周りのを小さくするお直しについては、サルトの代表の檀(ダン)がマニアックなまでに細かく話しているYouTubeがありますので、ぜひ参考になさってください

ズボンのお腹周りはキツくない?

 上記とは逆に「キツくて苦しい」、「そもそもズボンが締まらない」という場合は、ズボンのお腹周りのサイズを大きくするお直しで改善できる場合がほとんどです。
 大抵のズボンは既製品でもオーダーメイドでも縫い代が残っていますので、大きくすることが可能です。縫い代が足りない場合でも似た色の生地をハギ足すことで大幅にお腹周りを広げることはできますので、諦めずにご相談ください。

こちらもまた代表の檀(ダン)が話しているYouTubeがありますので、ぜひご覧ください。技術的なところまで話していますので、「こんなこともできるんだ!」ということだけでも知っていただければと思います。

お腹周りのサイズ調整は
とにかく奥深い

 マニアックな技術論で言えば、お腹周りのサイズは「ただ数センチ小さくすれば良い/大きくすれば良い」というわけではなく、お尻周りや太もも周り、「股上」なども考慮する必要があります。
 人間の体は立体的で複雑で個人差が大きいです。たとえば、「お腹周りは緩いけれど、お尻周りはパツパツ」だったり、「お腹はぴったりだけれど、お尻はゆるゆる」ということがあります。

こういった部分まで理解をし、それを改善ができる知識と技術を持ったところにお直しの依頼を出すことが最も重要かもしれません。

卒業式・入学式の失敗しないスーツ(第6章 ズボンの長さと裾の仕様の話)

今回もサイズのお話。ズボンの長さやお腹周りのサイズがテーマです。
ズボンもサイズが合っていないと、いとも簡単にだらしなくなりますので、自分になったサイズを着ましょう。

ズボンのサイズは大丈夫?

 どんなに高級で素敵なスーツでも、サイズが合っていなければ、”だらしない””パパ、かっこ悪い”と言われてしまいます。逆にサイズがしっかりと合っていれば、量販店のセール品でも素敵な見た目と好印象を獲得できます。

 サルトは創業当時から「流行のない正しいサイズ感がある」と提唱してきました。オーダー品に限らず、既製品も自分の「正しいサイズ」を買う(もしくはお直しをする)ことで、より好印象を獲得できるのです。サイズについては細かく語ると書ききれませんので、深い話はご来店時にお話させていただくとして、今回はポイントを絞ってお話します。

ズボンの長さは?

 スボンの裾が足元にだるんと溜まっているのは、だらしなさの象徴です。ただ短すぎるのもまた”つんつるてん”で、目が行きます前から見て、裾にほんの少しだけたるみがある程度(洋服屋さんが言うところの「ハーフクッション」)が良いでしょう。

NG例(長すぎる)
NG例(短すぎる)

 こちらは「REAL MAN REAL STYLE」というウェブサイトの画像です。「ハーフクッション」というのは、日本でいうと左から2番目と3番目の長さのことです。ぜひ、量販店でスーツを買った場合やオーダーされる際は「ハーフクッション」をリクエストしてください。

 ちなみに、一番左の「ノークッション」も足元がすっきり見えて素敵なのですが、短すぎない絶妙な長さでないとすぐにつんつるてんに見えてしまったり、裾の太さなど長さ以外に気にしないといけない部分があったりするので、スーツに拘りたくなってからチャレンジすると良いでしょう。

REAL MEN REAL STYLE

 ここで注意が必要なのは、ズボンの長さは履く位置で大きく変わるということです。お店で裾上げをしてもらう時に、履く位置が実際とは違うと仕上がってから「あれ?長い?(短い?)」ということがおきます。これについてはお腹周りのサイズについてのポイントでお話します。

ズボンの裾の仕様?

 ズボンの裾口は最も一般的な「シングル」という仕様がおすすめです。裾口を折り返したような見た目の「ダブル」という仕上げもありますが、無難にするならば避けたほうがよいでしょう。「ダブル」は決して非常識なわけではなく、実は我々も自分たちのズボンの裾は「ダブル」が好みです。ただ、一般的なサラリーマン社会において「ダブル」は馴染みが薄いため、裾がダブルなだけで目立つ場合があります。そんな現実的な理由で、無難な「シングル」をおすすめしています。

シングル
ダブル

 本来ならば、長さと裾の仕様を語るには、裾の幅や「モーニングカット」などのウンチクがほしいところですが、話が深くなりすぎるので書かないようにします。

 サルトでは裾上げだけでももちろんご案内しておりますので、お気軽にご相談にいらしてください。お手元のスーツをお持ちになって「どこかおかしいんですが、、、」とざっくりとしたご相談でも問題ございません。
 また、スタッフはアパレル一筋の人間もいれば、アパレルではないサラリーマンやベンチャー、起業を経験したスタッフもおりますので、ビジネススタイルに関してもファッションに行きすぎない現実的で無難なご提案をさせていただきます。 

次回は、ズボンのおなか(ウエスト)のサイズについて
まとめていきます。

卒業式・入学式の失敗しないスーツ(第5章 ジャケットの袖の長さの話)

今までアイテムの無難なアイテムのお話をしてきましたが、今回はサイズのお話です。上から下まで無難で揃えても、そもそもサイズが合っていなかったら「無難」すら成立しません。ぴったりのサイズを着て、大切な式に臨みましょう。

スーツのサイズは大丈夫?

 どんなに高級で素敵なスーツでも、サイズが合っていなければ、”だらしない””パパ、かっこ悪い”と言われてしまいます。逆にサイズがしっかりと合っていれば、量販店のセール品でも素敵な見た目と好印象を獲得できます。

 サルトは創業当時から「流行のない正しいサイズ感がある」と提唱してきました。オーダー品に限らず、既製品も自分の「正しいサイズ」を買う(もしくはお直しをする)ことで、より好印象を獲得できるのです。サイズについては細かく語ると書ききれませんので、深い話はご来店時にお話させていただくとして、今回はポイントを絞ってお話します。

【 ジャケットのサイズ 】

 ジャケットのサイズは書き出すとキリがありません。袖の長さ・袖の太さ・肩幅・背中の幅・胸周りの幅・ウエスト・ジャケットの長さなどなどたくさん。なので、見られる可能性がとても高い、袖の長さに絞ってお話をさせていただきます。どうして袖の長さだけに絞るのかと言うと、「袖だけ残念」という場合が多いからです。下の写真をご覧ください。

ジャケットの袖が長い【NG例】
ジャケットの袖が短い【NG例】

 上記の写真はiStockで購入したものなのでコーディネートはいただけませんが、サラリーマンあるあるのスタイルだと思って取り上げました。どこかあるあるなのかと言うと「サイズはだいたい合っているけど、袖の長さが微妙」というところです。この写真も、大体のサイズは合っているのですが、袖の長さが合っていないがために全体的な印象を下げてしまっています。
 手の甲あたりまで袖が長いと、印象としては「だらしなさ」と「頼りなさ」を感じさせますし、逆にワイシャツの袖口が完全に出るほど袖が短い場合には、誰がどう見ても「つんつるてんで、小さいのを着ているなぁ」という印象になります。袖の長さはジャケットのサイズにおいて鬼門と言えます。

 袖の長さはスーツを購入する時に調整してくれるお店もありますし、我々のような洋服お直し屋さんに相談いただければ最適なサイズに調整をさせていただきます。長さが気になる方や、気になっていないけれど自分は大丈夫かな?と思っている方はお気軽にご相談くださいませ。

 袖の長さが100点満点の人たちをご紹介しておきます。サルトのパートナーショップ The ARMOURYのNY店のスタッフさんたちです。ベテランと若手で醸し出す雰囲気は違いますが、袖の長さはどちらもぴったりですね。

The Armoury
The Armoury
今回は、ジャケットサイズの鬼門「袖の長さ」をお話しました。
次回はズボンのサイズのお話です。
ズボンのサイズは長さとおなか(ウエスト)がポイントですので、その辺りをまとめていきます。

卒業式・入学式の失敗しないスーツ(第4章 靴とベルトの話)

スーツ、ワイシャツ、ネクタイとまとめてきましたが、今回は靴とベルトなどのお話です。「無難な靴」とはなんでしょうか。ベルトや付けても良いアクセサリーのことも含めてまとめていきます。

どんな靴とベルトが良いの?

 靴は、黒の革靴で「プレーントゥ」と呼ばれる、最もシンプルな定番のデザインを選びましょう。素材は牛革が良いですが、6万円や10万円を超える革靴である必要は全くありません。最近は合革でも見た目が良いものも増えてきましたし、リーズナブルな牛革靴も存在します。次のポイントで記載しますが、サイズが合っていて綺麗な状態であれば問題ないでしょう。

 ベルトは百貨店や量販店でよく見るようなビジネス用のベルトで十分です。ブランドのベルトの場合はバックルの主張が強いものもありますので、控えましょう。

 靴とベルトの関係ですが、この2つの色は合わせるのがルールとされています。靴が黒ならば、ベルトも黒。靴が茶色ならば、ベルトも茶色です。ただ、学校行事の多くは屋内開催で会場ではスリッパに履き替えるかと思いますので、靴との色合わせはそこまで深刻に考える必要はありません。
 ちなみに、最近は学校がスリッパを用意せず、室内履きを持参するよう指定されることが多くあります。屋内での行事はたくさんありますので、室内履き(と脱いだ靴を入れる袋)はきちんとしたものを用意しておくとよいでしょう。室内履きで検索をすれば、男性用のものもたくさん出てきます。

靴で気をつけるポイントは?

 靴を履く上で最大切なのは、サイズとその靴が綺麗かどうかです。大きめのサイズを履いている方が多いので、買う時にきちんとサイズを測ったもらうか、試着をするのをおすすめします。靴紐をほどかずに靴べらもなしでスッと履けるのは楽ですが、それはサイズが大きい証拠でもあります。靴の傷みはもちろん、不自然な歩き方から来る体の歪みなど、将来的にいろいろな問題が起きてきますので最適なサイズを選ぶようにしましょう。

 また、靴が傷だらけ、砂埃だらけ、かかとが斜めに磨り減っている状態は常に避けたいところです。とはいえ、毎回履いた後にブラシをかけましょう!クリームを塗って保護しましょう!といったことを皆さんにおすすめするのは現実的ではありません。近年、靴磨き専門店や靴修理専門店も増えてきましたので、靴の出番が来る前にこういった得意なところに相談するがよいでしょう。また、サルト銀座店でも靴職人が靴のお手入れや修理、オーダーメイドをご案内していますので、お気軽にご相談くださいませ。

他に必要なアイテムはある?

 ここまでのアイテムでスタイルは完成していますが、もうひと手間するのとすれば、白い小さめのハンカチ(ポケットチーフ)を胸ポケットにいれると良いでしょう。とはいえ、わざわざ買うほどの必須アイテムではありません。もしお持ちであれば程度です。

 お持ちの方は、四角く折りたたんで胸ポケットに入れ、少しだけ胸ポケットから覗くくらいでしたらとても上品です。白以外のハンカチや、無造作にポンといれて胸ポケットからハンカチが暴れだしそうなのはお洒落すぎるので、別の機会に楽しみましょう。

 他になにかするとすれば、時計と結婚指輪のみです。男としては時計を自慢したくなる場面ですが、グッと堪えてシンプルで厚みもそれほどない時計を選びましょう。また、ブレスレットや数珠、パワーストーン、ウォレットチェーン、結婚指輪以外の指輪などは避けた方が無難です。

最低限のアイテムで挑みましょう。

ハンカチの入れ方の見本はこちら。
参照:How James Bond’s Look Evolved for ‘No Time to Die’
無難なスーツスタイルをざっくりとお話しました。
ただ、どんなに良いスーツでもサイズがあっていなければ台無しです。
というわけで、次回はサイズのお話です。