レザージャケットのファスナー・リブ交換【G-1やルイスレザーも復活!】

年数を重ねるごとに革が柔らかくなり、自分だけの味や風合いが増していく「ヴィンテージのレザージャケット」。

A-2やG-1といった軍モノ(フライトジャケット)から、ルイスレザーなどのUKライダースまで、何十年も大切に着込まれたレザージャケットはまさに一生モノの逸品です。

しかし、長年愛用する中で避けて通れないのが「ファスナーの噛み合わせ悪化・スライダー破損」や「袖口・裾のリブニットの虫食い・擦り切れ」といった経年劣化トラブルです。

「ヴィンテージのジッパーが壊れたけれど、現代のファスナーに替えると雰囲気が台無しになりそう……」
「軍モノ特有の二重構造のリブなんて、どこで交換できるの?」

諦めてクローゼットにしまい込んでしまう方も多いですが、サルトでは当時の雰囲気を損なわない希少なヴィンテージパーツを豊富に取り揃え、オリジナルさながらの美しい状態へ蘇らせることが可能です!

今回は、G-1やライダースを例に、サルトが誇る「ファスナー交換&本格リブ交換技術」を詳しく解説いたします!

愛用のヴィンテージレザーでよくある「2大トラブル」とは?

レザージャケットの革自体はしっかり手入れをしていれば数十年持ちますが、付属するパーツやニット部分は先に寿命を迎えてしまうことがほとんどです。

1. ファスナー(ジッパー)の破損・動作不良

  • スライダーが上がらなくなった、途中で開いてしまう
  • 挿入コブラ(一番下の噛み合わせ部分)が欠けて留まらない
  • エレメント(歯)が飛んで欠けてしまった

レザーのファスナーは、パーツ一部だけの修理が不可能な構造になっているため、不具合が起きた場合は「ファスナー一式の交換作業」が必要となります。

2. 袖口・裾のリブニットの擦り切れ・虫食い穴

  • 袖口のリブが破れて中の生地が見えている
  • 長年の着用や保管中の虫食いで穴が空いてしまった

特にフライトジャケット(G-1やA-2、MA-1など)のリブは、手首や腰回りを風から守る重要なパーツであり、見た目の印象も大きく左右します。

サルトのこだわり①:US・UKヴィンテージに対応する豊富なジッパーラインナップ

「ファスナーを新しくしたら、安っぽくなってしまわないか?」というご不安は一切無用です。
サルトではブランドや年代の歴史的背景に合わせたジッパーを厳選してご用意しています。

アメリカンヴィンテージの象徴「TALON(タロン)ジップ」

G-1やA-2をはじめとするアメリカ軍モノレザーに欠かせないのが「TALON(タロン)社」のジッパーです。

1893年に世界で初めてファスナーを開発したタロン社は、1980年代まで世界シェアNo.1を誇った歴史的ブランド。当時のレザージャケットの多くに採用されています。

サルトでは、さまざまな年代・デザインに適合するタロンジップ本体やスライダーパーツを豊富に取り揃えております。
店頭に在庫がない場合でもカタログから最適なパーツを発注できますので、当時の無骨で重厚な雰囲気をそのまま再現可能です。

UKライダースの最高峰・ルイスレザーに映える「CLIX(クリックス)ジップ」

ライダースジャケットの最高峰ブランド「Lewis Leathers(ルイスレザー)」をはじめとするUK(イギリス)ヴィンテージに欠かせないのが「CLIX(クリックス)」のジッパーです。

1961年創業のクリックスは、UKライダース黄金期を支えた伝説的なパーツブランド。

サルトではクリックスジップの付け替えにも完全対応しています。
さらに、新品の黒テープへの交換はもちろん、
経年変化で少し褪せた「ベージュテープ」を選んであえてエイジング感を出すカスタムなど、ヴィンテージファンのお好みに合わせた柔軟なご提案を行っております。

サルトのこだわり②:軍モノ特有の「二重構造リブ」を完全再現する交換技術

フライトジャケット(G-1等)のリブ交換において、一般的な洋服店でお直しすると「普通の薄いリブに替わってしまい、オリジナルの雰囲気が消えてしまった」という失敗談をよく耳にします。

軍モノのレザージャケットに付いているリブは、手首側に向かって段階的に編み方が変わる「二重構造(段リブ仕様)」という特殊な仕立てになっています。

サルトでは、この軍モノ特有の本格的な二重構造リブ素材を取り揃えております。
解体から縫い付けまで、革の針穴を傷めないよう熟練の職人が手作業とミシンを駆使して再現するため、買った当時のミリタリースペックと重厚感をそのまま取り戻すことができます。

あわせて読みたい!サルトのレザージャケットお直し事例

普段からサルトにお越しいただいているお客様でも「レザージャケットはお直しできない」と思われている方は多くいらっしゃいます。

しかし、今回ご紹介したようなファスナー・リブ交換から袖丈の詰め直し、裏地交換など様々なお直し、カスタマイズが可能です。

サルトのブログでは、レザージャケットのお直し事例を詳しくご紹介しております。

まとめ:育てるレザーだからこそ、定期的なパーツメンテナンスで一生モノへ

革ジャンやフライトジャケットは、長く着込むほどに自分の身体のラインに馴染み、魅力が増していく素晴らしい衣服です。
壊れてしまったからと諦めて捨てたり諦めたりしてしまう前に、適切なパーツ交換やメンテナンスを行うことで、さらに何十年と着続けられるパートナーになります。

ご愛用レザージャッケットをより長く着続けられるように、より最適な着心地に。
お手持ちのレザージャケットで気になる点がございましたら、サルトへお持ちください。

公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。

檀社長の画像

この記事の監修者 

檀 正也 / サルト株式会社 代表取締役

洋服お直し業界歴30年以上。日本最高峰の高級お直しサロン「SARTO(サルト)」を創業し、銀座、日本橋三越本店、新宿伊勢丹など国内屈指の立地で店舗を展開してきました。
NYやアジア各国(香港、台湾、シンガポール、韓国など)でもオーダー会を多数開催しております。
高級メゾンブランドやイタリア老舗テーラーの総手縫いスーツから、ファストファッション、競技用ウェアまで、服の構造を熟知した確かな技術力で業界の第一線で活動しています。