投稿日: 2026年4月7日2026年4月21日受け継いだ洋服を自分らしく|Gジャンとフラダンス衣装のお直し事例 今回はサルトが大切にしている「受け継ぐお直し®」のご紹介です。「大切な人から受け継いだ洋服を、これからも着続けたい」そんな想いを形にするのが、私たちサルトの「受け継ぐお直し®」です。今回は、実際にご依頼いただいた・Gジャンのお直し・フラダンス衣装のお直し2つの事例をご紹介します。 お父様から受け継いだGジャンを、自分らしい一着へ 今回はサルトのスタッフである吉田が、お父様から受け継いだGジャン。もともとは、お父様がバイクに乗る際にジーパンに合わせて着るために購入されたものでした。しかし、お怪我をきっかけにバイクに乗る機会が減り、次第に袖を通すことが少なくなっていったそうです。その大切な一着を、今回受け継ぐことになりました。 ご要望 ・オーバーサイズ感は残したい・袖丈は自分に合わせたい・冬でも着られるようにボアを付けたいさらに、こんな想いもお話してくれました。「このGジャンを着て帰省して、父を喜ばせたい」 機能性と想いを両立した仕上がりに 完成したGジャンは、当初の想像を超える一着に仕上がりました。・サイズは程よいオーバー感をキープ・袖丈はジャストサイズに調整・内側にはボアを追加し防寒性アップそして今回はさらに、取り外し可能な裏地仕様をご提案。裏地は単体でもアウターとして着用でき、ボア面とチェック面のリバーシブル仕様に。春・秋は軽く、冬は暖かく。真夏以外、ほぼオールシーズン活躍する一着へと生まれ変わりました。 「受け継ぐ」だけでなく「進化させる」お直し サルトのお直しは、ただ元に戻すだけではありません。お客様の想いを大切にしながら、さらに価値を高めるご提案を行っています。 フラダンス衣装のお直し|受け継いだ一着を舞台で輝く衣装へ もう一つの事例は、師匠から受け継いだフラダンス衣装のお直しです。クラシカルなデザインで、生地にはあまり伸縮性がない一着。そのため、見た目と動きやすさの両立が求められる難しいお直しでした。 ご要望 ・痩せて見えるシルエットにしたい・踊った時に美しく見えるようにしたい 仮縫いを重ねて、一緒に作り上げる一着 今回のお直しは、既存のデザインの変更だけでなく新たに付け足す部分も含む大掛かりな内容でした。その点は最初の打合せでも事前にお話し、「完成までに複数回の仮縫いが必要になること」をお伝えしました。完成に際して、お代を金額を頂戴いたしますが、お直しの完成品がご納得いただけるものでなければ意味がありません。私たちとしましても、お客様からお代をいただいている以上、お客様のご希望に沿う、もしくはそれ以上の仕事ができるよう日々努めております。また、お客様にとりましてもせっかくお金を払ってお願いするのだから納得のいくものにしたいとお考えだと思います。そこで、今回のように特に大掛かりな直しの場合では、全てのお直しが終わった後ではなく、工程を踏むごとに金額を呈示させていただき金額にもお直しの出来上がりにも納得いただけるよう努めました。今回のお直しは仮縫いだけでも非常に工程の多いお直しであるため、仮縫いをするごとに事前にご依頼主様へ確認をさせていただきました。結果として、仮縫いは3回実施しました。その都度、実際に着用していただきながら、・フリルの段数・丈の長さ・シルエットのバランスなど細かく調整していきました。 要望が変わることも、より良い一着へのプロセス 制作の途中で、「もう少しボリュームを出したい」「フリルは3段にしたい」など、ご要望が変わる場面もありました。ですが、それは決して悪いことではありません。むしろ、より理想に近づいている証拠です。途中で要望が変わることに気後れする方もいらっしゃるかもしれません。しかし、私たちも、ご依頼主様も始めから完成を完璧にイメージすることはできません。作っていく過程の中で、ご依頼主様と私たちでたくさん会話をし、一緒に考え作り上げていくことこそ、サルトが大切にしているプロセスです。 最後には、完成した衣装を着て実際にフラダンスを披露してくださいました。その姿はとても美しく、私たちにとっても忘れられない瞬間となりました。受け継いだ洋服には、想いがあります。その想いを未来へつなぐお手伝いができることが、私たちの喜びです。 ドレス・衣装のお直しで大切にしていること サルトではドレスのお直しもご依頼いただくことがあります。今回の少し珍しいドレス衣装のお直しを終えて、フィッター松尾は語ります。「ドレスはより魅せたい場面や想いというのがとても明確です。必然的にご依頼主様がこだわりたい部分も多くなります。ドレスのお直しの際は、より一層ご依頼主様のご要望をしっかりヒアリングし、ご依頼主様と同じ完成図を思い描くことが重要だと感じました。着用した時の見え方まで意識して今後もお直しに取り組んでいきたいと思います」 お直しは「一緒に作る」もの サルトでは、お客様自身がデザイナーだと考えています。ただし、ゼロから考えるのは大変です。そのため、・選択肢のご提案・イメージしやすいサポートを行いながら進めていきます。例えば、・ご自身が好きな色や雰囲気・「かわいい」「きれい」などどんな印象で見られたいか・普段のお洋服の写真を共有いただくことで、より理想に近い仕上がりになります。 他店で断られたお直しも、ぜひご相談ください 今回のお客様は、サルトに来る前に他のお直し店を何件か回られたそうですが、すべて断られてしまったとのことでした。その後、インターネットで検索し、サルトを見つけてくださいました。他店で断られたお直しも、ぜひ一度サルトにお持ちください。 サルトの「受け継ぐお直し®」とは サルトが大切にしている取り組みの1つが「受け継ぐお直し®」です。「受け継ぐお直し®」とは、誰かが大切に着てきたお洋服を、次に着る方の体型やライフスタイルに合わせて仕立て直し、想いとともに受け継いでいくお直しのことです。「受け継ぐ」のかたちは様々で、例えばこんな例があります。✔ 会社でお世話になった先輩から譲り受けたスーツを、自分の体型に合わせてお直し✔ お父様が若い頃に着ていたスーツを、息子様・娘様へ受け継ぐ✔ おじい様・おばあ様から譲り受けたお洋服を、今の時代に合う形へリメイクどのご依頼者様も「自分にとって大切な人が着ていた服が、自分が着られる形になる」ということに大きな喜びを感じてくださいます。過去のブログでは、受け継ぐお直しの具体的なリメイク方法やご依頼者様の想いをご紹介していますので是非ご覧ください。 「これ、着られたらいいのに」と思うお洋服があれば——ぜひ一度、サルトの「受け継ぐお直し®」をご検討ください。想いの詰まった一着を、次の時代へ繋ぐお手伝いをさせていただきます。 📩LINEで簡単予約|限定特典あり \限定ポイントプレゼント実施中!/LINEからご予約いただくとスムーズにご案内可能です。ご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度ご来店ください。
投稿日: 2026年4月5日2026年4月21日【リメイク事例】亡き夫のシャツがリバティプリントと出会い、世界に一着のスカートへ 「大切な人が愛用していた服を捨てられずに、ずっとクローゼットに眠らせている」 そんな方も世の中には多くいらっしゃいます。サルトが大切にしている「受け継ぐお直し®」は、単なる修理を超え、服に宿る記憶を未来へつなぐプロジェクトです。今回は、英国の老舗ブランド「リバティプリント」に協賛いただき、デザイナー阿部真理さんとのコラボレーションによって誕生した、感動的なリメイク事例をご紹介します。 捨てられない想い出を「形」に変える 今回のご依頼主様は、亡くなったご主人が大切にされていたシャツを捨てられずにいらっしゃいました。「ただしまっておくだけでは場所も取るし、もったいない。大切な人のものは自分にとってのお守りのようなものでもある」そんな想いを抱えていらっしゃいました。お持ち込みいただいたのは、20枚近い大量のシャツ。イタリア製やイギリス製など、一枚一枚に素材や織り方の個性が光るブルー系のシャツたち。ご依頼主様は洋服に愛着もあるし何か残しておきたいが、これだけ枚数もあるので、普通のお直し屋さんではできないのではないかと思っていたそうです。そこで以前にもお直しをお持ちいただいていたご縁でフィッター松尾にご相談いただきました。 リバティプリント、デザイナー阿部真理さんと出会いパッチワークスカートに変身 ご依頼主様からは元々、このシャツの生地をパッチワークにして何かできないかとご相談いただいていました。そこでご提案したのが、リバティプリントをテーマとしたファッションを提案するデザイナー・阿部真理さんとのコラボレーションによるパッチワークスカートでした。ご依頼主様は当初、「全てブルー系なので、同色で揃えすぎるとパジャマのようになってしまうのでは?」と心配されていました。しかし、リバティプリントの特徴的な柄を合わせることによって一気に華やかで洗練された印象へと仕上がりました。リバティプリントの生地は非常に軽く、また糸が細く、繊細なため今回お持ちいただいた男性物のシャツとはとても相性の良いものです。お持ちいただいた全てのシャツを使用してパッチワークを仕上げました。微妙な色の違いを見ながらバランスを見て、生地の分量を決めていきました。また、今回のパッチワークスカートは、前後で合わせる生地のカラーリングを変えました。・前面:ブルー系が多めでより爽やかな印象・後面:柄を多めに使い華やかな印象前後で雰囲気の違いが生まれます。 リバティプリントとは、英国ロンドンの老舗「リバティ社」が手がける高品質なプリント生地の総称です。繊細な花柄が代表的です。阿部真理さんとは、株式会社マ・レルラの代表取締役社長、Mari Abeデザイナー兼ディレクターでいらっしゃいます。リバティプリントをテーマとしたファッションデザインが特徴的です。 こだわりの「リバーシブル」仕様 阿部真理さんのデザインの代名詞でもあるリバーシブルをこのスカートにも採用しています。パッチワーク面: 20枚のシャツと繊細なリバティプリントが織りなす豊かな表情。シックな裏面: 落ち着いた雰囲気で着用でき、歩くたびに裏地のパッチワークがのぞく贅沢な仕掛けです。パッチワークは構造上、裏側に縫い目が重なってしまいますが、リバーシブルにすることでその点を美しくカバーしています。前、後ろ、表裏、3面から楽しめるスカートが出来上がりました。 「育てる」楽しみ。洗うほどに増す風合い 使用した男性用シャツとリバティプリントの生地は、ともに洗濯に強く、「洗えば洗うほど良くなる」という特性を持っています。コットンでありながらシワになりにくく、パッチワークにすることでより扱いやすくなっているため、まさに「服を育てる」感覚を日常で味わっていただけます。 完成~ご依頼主様とフィッター松尾の想い~ 完成品を手にしたご依頼主様からは、「想像以上に素敵になりました。ありがとうございます!」と、喜びの声をいただきました。フィッター松尾は語ります。ご依頼主様は以前から亡くなったご主人のお洋服をお直しして着たいということでジャケットやパンツなどをお持ちいただいていました。実はこの日もサルトでお直ししたお洋服を着用されていました。ご主人から受け継いだジャケットやシャツはサイズを小さくリメイクし、ネクタイは胸ポケットに入れるチーフにアレンジし、素敵なコーディネートになっていました。再度サルトに頼むという選択をしていただき、ご相談くださったことをとても嬉しく思います。お話する中で以前から、ご主人への想いやお洋服への愛着を感じていたのでそういった想いを汲取りながらリメイクしました。自分では着られない異性のアイテムだけど捨てずに大切にしたいという想いをお持ちの方は意外と多くいらっしゃいます。そんな方に今回のお直しがご参考になればと思います。 サルトが提案するサステナブルなファッションの楽しみ方 今回のリメイク費用は、9万円で完成いたしました。ご依頼主様は、「サルトに出会ってからは、洋服を買う機会が少なくなった。買うよりはあるものを自分に合うようにお直ししていくという楽しみ方を発見した」とお話しくださいました。サルトでは、銀座本店をはじめ、麻布台ヒルズ店や新宿伊勢丹メンズ館店など各店舗で、熟練の職人とフィッターが皆様の「想い出の一着」をお待ちしております。眠っているお洋服を、今のあなたを輝かせる一着へ。ぜひ一度、サルトにご相談ください。 サルトの「受け継ぐお直し®」とは サルトが大切にしている取り組みの1つが「受け継ぐお直し®」です。「受け継ぐお直し®」とは、誰かが大切に着てきたお洋服を、次に着る方の体型やライフスタイルに合わせて仕立て直し、想いとともに受け継いでいくお直しのことです。「受け継ぐ」のかたちは様々で、例えばこんな例があります。✔ 会社でお世話になった先輩から譲り受けたスーツを、自分の体型に合わせてお直し✔ お父様が若い頃に着ていたスーツを、息子様・娘様へ受け継ぐ✔ おじい様・おばあ様から譲り受けたお洋服を、今の時代に合う形へリメイクどのご依頼者様も「自分にとって大切な人が着ていた服が、自分が着られる形になる」ということに大きな喜びを感じてくださいます。過去のブログでは、受け継ぐお直しの具体的なリメイク方法やご依頼者様の想いをご紹介していますので是非ご覧ください。 「これ、着られたらいいのに」と思うお洋服があれば——ぜひ一度、サルトの「受け継ぐお直し®」をご検討ください。想いの詰まった一着を、次の時代へ繋ぐお手伝いをさせていただきます。 📩LINEで簡単予約|限定特典あり \限定ポイントプレゼント実施中!/LINEからご予約いただくとスムーズにご案内可能です。ご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度ご来店ください。
投稿日: 2026年3月29日2026年4月21日着れば着るほど愛着が湧く、究極の「育てる素材」|リネンの魅力 着れば着るほど愛着が湧く、究極の「育てる素材」であるリネンの魅力についてご存知でしょうか?リネンとは、麻の一種である亜麻(フラックス)を原料にして作られる天然素材です。そんなリネンの魅力は驚くほどたくさんあります。✔ 汗を良く吸う✔ すぐ乾く✔ 消臭効果✔ 汗をかいても肌に張り付かない✔ ケアが簡単(アイロンは高温・当て布なしでOK、スラックスなら自宅の洗濯機で◎)✔ 洗うほど目が詰まって丈夫になる✔ 風は通すが保湿効果もある リネンは夏のおしゃれの救世主 「夏に着るのにちょうどいい服とは?」困る時はありませんか?近年の日本の夏は暑すぎますよね。夏は暑さ対策や汗しみなどが気になって、ファッションの選択肢が少なくなるというお声をよくいただきます。そこで、汗をよく吸い、洗濯をしても丈夫なリネン素材は定番のポロシャツに加えて、もう一つの選択肢です。速乾性があるため汗しみも気になりません。また見た目にも軽やかであるため涼し気でもあります。 「シワ」を美学に変える、大人の余裕 リネンの最大の魅力は「シワ」です。ウールと違い、リネンのシワは「だらしない」という印象を与えず、むしろ独特の「こなれ感」や「着慣れている感」を演出してくれます。この雰囲気があるからこそネイビーやグレー以外の色も着やすくなります。通常のウール素材と比べて、派手になりにくく、自然とオシャレさをアップしてくれます。どうしてもシワが気になるという方にはウールリネンというご提案もできます。ウールリネンはリネンとウールが混合された素材のことです。リネンとウール、それぞれの素材の良い所を引き出し合い、欠点を補える理想的な相性の素材です。ウールは弾力性と反発性があり、しわになりにくいという特徴があります。しわになりやすいリネンの性質を補ってくれるので、ウールリネンは、リネンよりもしわになりにくく、ふっくらと弾力があり、程よい柔らかさが生まれます。 「三生(三世代)」着られる圧倒的な耐久性 リネン生地は糸が太いので、擦り切れたり、破れたりする心配が少ないです。また、ウールはクリーニングを繰り返すと寿命が縮まりますが、リネンは水洗いすることで生地が強くなります。リネン生地は始めは織り目が開いて(生地の目が詰まっていない)います。その目が洗うほどに詰まっていき丈夫になります。この「丈夫さ」は圧倒的で、一生どころか「三生(三世代)は着られる」と言われるほどコスパが良い素材です。 革靴やデニムのように「育つ」素材 サルトをご利用いただくお客様の中には、革靴やデニムの経年変化(エイジング)を愛する方が多くいらっしゃいます。実はリネンも、それらと同じく「育てる楽しみ」がある素材です。 ウールのスーツは着用やクリーニングを重ねると徐々に生地の寿命が縮まっていきますが、リネンは異なります。最初はやや硬く感じる質感は、着用を重ねるごとに体に馴染み、柔らかく変化していきます。まさに、自分だけの一着を作り上げていく悦びを味わえるのです。このプロセスは、革靴やデニムを自分だけの一足・一着に育てていく感覚に非常に近く、レザーやデニムの経年変化が好きな方なら、間違いなくリネンの虜になるはずです。まさに人生を共にするパートナーにふさわしい素材です。シワを恐れるのではなく、むしろ自分の一部として楽しむ。そんな余裕のある大人の夏服です サルトが提案する、リネンのオーダー服 ここまでリネンの魅力についてご紹介してきましたが、一口にリネンといってもその生地の厚さで表情もまた変わってきます。薄い生地のリネンであればシワは細かくなり、より軽やかな印象になります。厚い生地のリネンであればできるシワは大振りになり、落ち着いた印象になります。リネンは風を通し、涼し気なイメージがあると思いますが、それも生地の厚さによって変わってきます。厚手のリネン(目安300g以上)はあまり風を通しません。そのため秋口に着られる素材としておすすめです。リネンでスーツを仕立てる際にも生地の厚さが重要になります。 サルトでは、250g以下の薄い生地ではなく、シワが大きく入って雰囲気が出る200g後半から300g後半の厚みのある生地を推奨しています。リネンにも産地によって様々な特徴がありますが、具体的に特徴をご紹介していきます。【アイリッシュリネン】硬くハリがあり、仕立て映えするのが特徴です。最初は硬いが、着込むと柔らかくなり自分のものになる、という既にご紹介したリネンの魅力をを感じやすい種類でもあります。リネンスーツを初めて仕立てるという方に最もおすすめです。アイリッシュリネンの大定番のメーカーはスペンスブライソンです。スペンスブライソンの中でも種類は様々ありますが、リネンスーツが初めてという方におすすめしたいのが「Lismore」という種類です。厚さは280gとやや軽めですが、硬く仕立てることでスーツにも映える種類です。打ち込みがしっかりしているためパンツにも適しています。 ↑タップすると「Mr.Linen」のブログに移行します。 【イタリアンリネン】アイリッシュリネンとは対照的に、イタリアンリネンは最初から柔らかいのが特徴です。色気を感じる質感であり、色展開が豊富です。ビジネス用途やパンツ用途にはやや制限がありますが、リラックス志向の方や、周りとは一味違った一着が欲しいという方におすすめです。イタリアンリネンの代表的なブランドはドラッパーズです。ドラッパーズはイタリアのボローニャ地方で創業したブランドで、豊富なデザインバリエーションが特徴的です。程良く個性をアピールできる大人のお洒落な生地が揃っています。生地の品質の良さはもちろん、センスの光るラインナップが人気な「知る人ぞ知る」ブランドです。【フレンチリネン】フレンチリネンもイタリアンリネンに近く、生地は最初から柔らかめです。生地の厚さが300g後半~400g前半と厚めなのが特徴です。生地が厚めということもあり、ツイードのような雰囲気が出ます。先に述べたように、生地が厚めであるため、春秋に最適です。こちらでジャケットを仕立てると高級感が出ます。また、柄物も豊富なため、服好きな方に是非おすすめしたい素材です。フレンチリネンではメゾンエラールが有名です。2020年創業の新しいブランドで、世界中のテーラー、服好きからの評価が高いフランスのブランドです。 ↑タップすると「Mr.Linen」のブログに移行します。 弊社スタッフでもある「Mr.Linen」のブログではリネンの魅力についてたっぷり紹介されています。是非この機会にリネンの奥深さに触れてみてください。 デニムを育てるように、自分の体に刻まれるシワを楽しみながら、一生モノのリネンスーツを仕立ててみませんか?今年は「リネンの当たり年」です。各社生地屋さんが太鼓判を押すほど、豊富な生地、カラーのリネンが出回っています。その中から皆様のライフスタイルに合わせた最適な生地をご提案できます。ぜひこの機会にお気軽にご相談ください。 📩LINEで簡単予約|限定特典あり \限定ポイントプレゼント実施中!/LINEからご予約いただくとスムーズにご案内可能です。ご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度ご来店ください。
投稿日: 2026年3月19日2026年4月21日【2026年版】衣替えでやるべきチェックリスト|冬から春の洋服メンテナンス完全ガイド 季節の変わり目に行う「衣替え」。特に冬から春への衣替えは、洋服のダメージをチェックし、お直し・メンテナンスを行うベストタイミングです。サルトでは、大切な洋服を永く使うためのチェックが、ご自宅でもできるように、店頭にお越しいただいた際、チェックシートをお渡ししております。冬物、春物で特にご依頼が多かったものをまとめておりますので、ぜひご活用下さい。この記事では、✔ 衣替えでチェックすべきポイント✔ アイテム別(ジャケット・ニット・パンツ・コート・ダウン)の注意点✔ 長く着るためのお直しのコツを分かりやすく解説します。 レザージャケット・カジュアルジャケットのチェックポイント サルトにはChrome Hearts(クロムハーツ)やEMMETI (エンメティ)などのレザージャケットも多くお持ち込みいただいております。レザージャケットのお直しの中で多いのが袖の長さの調整です。袖の長さの調整は袖口からの調整と肩口からの調整と2パターンあります。☑チェックリスト・サイズ調整・袖の長さは合っているか・革のスレや劣化・金具(ファスナー)の状態・ボタンの緩み👉 袖丈直しについては別記事で詳しく解説しています。 セーター・カーディガンのチェックポイント(虫食い注意) ニット類は虫食い被害が非常に多いアイテムです。また、見落としがちですが、袖の部分はほつれが出やすい場所です。例えば、購入した時のまま袖丈が合っていない状態で着用していると、特に痛みが生じやすくなります。この機会に袖丈の詰めも検討してみてはいかがでしょうか?☑チェックリスト・虫食い穴の有無・袖・肘のほつれ・首周りや脇のダメージ・ボタンホールの伸び ズボン・デニムのチェックポイント パンツは日常的に負荷がかかるため、ダメージが蓄積しやすいアイテムです。☑チェックリスト・ウエストサイズの調整(詰め/出し)・股・裾の破れ・ポケットのほつれ・裏地の劣化デニムのリペアや丈詰めも人気のご依頼です。 コートのチェックポイント|裏地の劣化に注意 長年着ているコートは、見えない部分の劣化が進んでいることがあります。☑チェックリスト・裏地の破れやたるみ・ポケットのスレ・裾やベントのダメージ※ベントとは、ジャケットやコートの後ろにあるスリットのことです。 ダウンジャケットのチェックポイント|羽毛の飛び出し対策 冬物の代表であるダウンは、衣替え時のチェックが非常に重要です。ダウンは毎年多くのお直しのご依頼をいただいております。☑チェックリスト・ダウンの飛び出し・ファスナーの故障・袖口の摩耗・サイズ感 衣替え=洋服を長持ちさせるチャンス 衣替えは単なる入れ替えではなく、洋服のコンディションを整える重要なタイミングです。小さなほつれや破れも、早めに直すことで長く愛用できます。サルトでは、テーラードスーツだけでなく、・レザージャケット・ニット・デニム・コート・ダウンジャケットなど、幅広いアイテムのお直しを承っております。衣替えの際に気になる点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。 📩LINEで簡単予約|限定特典あり \限定ポイントプレゼント実施中!/LINEからご予約いただくとスムーズにご案内可能です。ご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度ご来店ください。
投稿日: 2026年3月8日2026年4月21日【レディースオーダースーツ製作事例】就活に自信をくれる一着|客室乗務員志望のお客様 今回は、レディースのオーダーメイドスーツ製作の様子をご紹介します。お客様の想い「1年後に就職活動があるので、自信をくれる一着を作りたい。」フィッター松尾の想い「客室乗務員志望という夢にふさわしく、個性がありながら硬すぎない、ご本人の魅力が自然に引き立つスーツを仕立てたい。」“就活用だから無難に”ではなく、“自分らしく、堂々と挑める一着”を目指して製作が始まりました。 レディースオーダーメイドスーツ製作の過程 ① 生地選び|ネイビーを軸に、自分に似合う色を 「真っ黒な“ザ・就活スーツ”ではなく、自分に一番似合う色を選びたい」その想いから、ネイビーを軸に検討しました。一口にネイビーと言っても、明るさや光沢、織り方によって印象は大きく変わります。今回候補に挙がったのは以下の3種類です。シルク混素材:表裏で素材が異なり、光の当たり方で艶が変化する個性的な生地スキャバル(イギリス製・ウール100%):王道で軽やかな定番スーツ生地やや重めのイギリス製生地:耐久性が高く、パンツにも適したしっかりした素材最終的に選ばれたのは、やや明るめのイギリス製ネイビー生地。強度がありながら、イタリア生地のような垢抜けた印象も持つ一着です。 ② メジャーメント|女性らしいラインを活かす設計 ヒップとウエストの差が大きい、女性らしい体型。そこで、ウエスト位置をやや高めに設定ヒップを柔らかく包む設計裾に向かって自然に絞る構造 に仕立てていきました。ジャケット丈は、パンツスタイルに最もバランスの良い股下付近に設定。仮縫いを行い、上下のバランスを丁寧に調整しました。 ③ 細部のカスタマイズ|印象を決めるディテール選び ■ 襟の形(ラペル)ノッチド・ラペル(スタンダード)ピークドラペル(やや華やか)今回は就職活動も考慮し、上品で自然な印象を重視。■ 裏地半裏と総裏がありますが、長く着用していただくことを考え、総裏仕様に。表地ネイビーと相性の良いブラウンを選び、落ち着きと温かみを演出しました。■ ボタン水牛ボタン、ナットボタン、貝ボタンの中から選択。就活シーンで悪目立ちしないよう、黒の靴にもなじむ濃いブラウンのボタンを採用しました。 完成|「一緒に作ったからこそ愛着が湧く」 お客様からは、「細かな部分までこだわったので愛着が湧きます。一緒に選んだ時間も含めて、もう思い入れがあります。」との嬉しいお言葉をいただきました。また、今回のスーツはインナー次第で印象は大きく変わります。とろみのあるブラウスなら大人の女性らしく、パリッとしたシャツならフレッシュな印象に。就活だけでなく、将来にわたって活躍する一着です。 フィッター松尾より 透き通るような透明感のある肌に負けない生地を選びました。今回使用したのはスーパー160’sという極めて細い繊維を使った高級生地。さらにイギリス製の「縦横双糸」を使用することで、繊細でありながら芯の強さを持つ仕上がりになっています。第一印象が重要な面接の場で、お客様の魅力が自然に伝わるように。そしてこれからの人生に自信を持って踏み出せるように。この一着が、背中を押す存在になれば嬉しく思います。他にも、フィッター松尾によるリメイク事例をご紹介しています。是非ご覧ください。 サルト銀座でオーダーメイドスーツ製作 サルトではメンズのオーダースーツはもちろんレディースのオーダースーツも承っております。生涯を共にする素敵な一着をサルトと一緒に作りませんか?公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。
投稿日: 2026年3月1日2026年4月21日フィッター松尾が語る「リメイクの面白さ」|想い出の服を再び一軍へ蘇らせるサルトの技 眠っていた服が「世界に一つ」のデザインへ|リメイク事例3選 お客様の「まだ着たい」「捨てられない」という想いに、サルト銀座の技術とアイデアで応えた3つのお直しエピソードをご紹介します。 ①レッドバレンティノ×デニム:丈を15cm伸ばした独創的ロングワンピース 「今ではスカート丈が短すぎて着られないけれど、柄が好き」というお客様のご要望。縫い代の調整だけでは出せる長さに限界がありました。 他の生地を足していく必要がありますが、せっかくならお客様が持っている別のお洋服から生地を足すのはどうかと提案いたしました。お客様もこの提案に快く同意してくださり、お持ちいただいたデニムと合わせていくことにしました。ワンピースにご自身のデニムを合わせていく前に 事前にサルトにある生地で「仮縫い」を行い、仕上がりをイメージしていただき、デニムのポケットや色の濃淡を活かしたデザインで、最終的に丈を15cm追加しました。3万円のお直しで、眠っていたワンピースとデニムから、どこの誰とも被らない「一軍」のワンピースとして生まれ変わりました。 ②20年前のコートを快適に:アクションプリーツで叶える美しさと可動域 「20年ほど前に、10万円前後で購入したコートだが、きつい、動けない。松尾さんどうにかできませんか?」 コートやジャケットは背幅に分量がないと着た時に窮屈になってしまいます。今回の場合は背幅を出そうと思いましたが、縫い代がほとんどなかったため、アクションプリーツ(ジャケットや作業着の袖後方・背中に施される、可動域を広げるための折り目・ヒダ)を施す手法を採用しました。着心地が格段に良くなっただけでなく、デザイン性が加わりおしゃれさもアップ。お客様は「この先の人生もまた着られる」と喜んで帰っていかれました。 ③サイズ変更10cm以上:オーガンジー袖で華やかに蘇る2ピース 「20年前に購入したが、最近は太ってしまって着られない。でも捨てられない。」20年前の2ピースが「体型の変化で着られない」という難題。 ジャケットの袖生地を身幅出しに転用し、袖部分には新たにオーガンジーの生地をあてがう大胆なリメイクを行いました。 お持ちいただいたお洋服に丁度合う生地が豊富にあるというのはサルト銀座の強みです。サルト銀座では女性向けのオーダーメイドも行っているので生地が豊富にあります。女性用の三大生地と言われるオーガンジー、シフォン、サテンの生地は使用されることが多いため、カラーバリエーションも豊富にサンプルを各種取り揃えるようにしています。今回は袖部分にはオーガンジーの生地をあてがいました。お客様も豊富な選択肢の中から選択することができ、満足していただける仕上がりになったと思います。 密かに若者にも注目される“アップサイクル”という選択 実は今、「アップサイクル」という言葉が若い世代を中心に注目されています。アップサイクルとは、ただ修理するのではなく、“価値を高めながら生まれ変わらせる”という考え方。古いものを再利用する「リサイクル」とは違い、デザインや機能を加え、元よりも魅力的な一点物へと進化させることを指します。今回ご紹介した・デニムを組み合わせて丈を伸ばしたワンピース・アクションプリーツで動きやすさを加えたコート・オーガンジー袖で華やかさをプラスした2ピースこれらはまさに、サルト銀座が日々行っている“アップサイクル”の実例です。大量生産・大量消費の時代から、「本当に好きなものを、永く大切に着る」時代へ。特に若い世代の間では、ヴィンテージや一点物、サステナブルファッションへの関心が高まっています。けれどサルト銀座のアップサイクルは、流行のためではありません。そこにあるのは、「まだ着たい」「捨てられない」「想い出がある」という気持ちに応えるための技術です。アップサイクルのためのお直しの事例は他にもご紹介しています。是非ご覧ください。 素材だけでなく「愛着」も一緒に。フィッター松尾が大切にする想い フィッターの松尾は語ります。「人間誰しも執着や、物を無下には捨てられないという想いがあります。そういう想いを持っているというところが、その人の愛すべき部分です。私たちは、お洋服の素材だけでなく、そこに込められた愛情をしっかり感じながら日々、洋服のお直しに向き合っています。」✔生地が好き✔デザインが好き✔家族の想い出や愛着がある✔購入時に高価だったどのような理由でも構いません。お客様の想いを大切にしながら、より素敵にお直しいたします。 サルト銀座でお直しを始める方へ|期間と費用 ・完成までの期間: 約2ヶ月(必ず「仮縫い」を挟み、理想のフィッティングを追求します)。・費用の目安: 内容により異なりますが、大規模なリメイクは10万〜15万円程度、今回の事例のようなポイントリメイクは3万円〜承っております。様々な想いとともに是非、サルトにご依頼ください。公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。
投稿日: 2026年2月22日2026年4月21日1ミリの妥協も許さない。 サルト銀座が実践する「一生モノ」へと導くお直しの全技術 まずは「身体」と「対話」する。サルト流の精密な測定方法 お直しの第一歩は、現状の服と、着られる方の身体を正確に把握することから始まります。ジャケットの測定項目: 肩幅、バスト、ウエスト、前丈、後丈、袖幅、袖丈パンツの測定項目: ウエスト、ヒップ、渡り(腿幅)、膝幅、裾幅、総丈、股下これらの数値を基に、お客様の肩幅と3サイズを測定することで、最適な号数の目途を立て、お身体に合わせた精密なフィッティングを行っていきます。 大切な一着を守るために。生地の診断と「仮縫い」のこだわり 私たちは、お直しを始める前に必ず生地の劣化具合を確認します。もし耐久性に不安がある場合は事前にお伝えし、思い入れが強い場合には「負担の少ないお直し方法」をご提案します。また、完成までは約2ヶ月の期間をいただきます。その間、お客様の理想像と想いに寄り添うために、必ず「仮縫い」の工程を挟むのがサルト銀座の譲れないこだわりです。 事例紹介 | お客さまの提案でスカートからベストへリメイク 年齢や流行により着られなくなった服でも、生地への思い入れがある方がサルトにお持ち込みくださいます。今回のお客様はサルトとの付き合いも長く、これまでにいくつもサルトでお直しをされたことがあるお客様です。お直しに慣れていらっしゃるということもあり、お客様ご自身からこういう風にお直ししたいと、ご提案をしてくださいました。お客様のご提案は「スカートをベストにしたい!」というものでした。 どんな風にお直しするかも含めてサルトからご提案はさせていただきますが、サルトにご依頼いただくお客様の中には「こういう風にお直ししたい」という想いがおありの場合もよくあります。お客様は、そのお洋服のことを誰よりもよく知るデザイナーとして、デザインを共有していただき、それが実現できるよう我々は尽力させていただきます。今回の場合では、「ベストにしたい」というご要望をいただいた上でさらに細かな調整として見返し部分を付けました。お持ちいただいた生地では見返し部分(後ろ側に回り込む生地)までは取れなかったため、サルトにある通常スーツやパンツに使うような質の高いウールの生地を見返し部分に当てました。全部で6万円程度のお直しとなり、お客様の理想の形に沿うことができました。 ※「見返し」とは衿(えり)ぐりや袖ぐり、前立てなど、服の端の部分を綺麗に処理するために、表地の裏側に重ねて縫い合わせる布のことです。見返しを付けることで以下のような効果があります。 ◦ 端の処理を綺麗にする: 布の切り口(裁ち目)を内側に隠し、表側に縫い目を見せずに美しく仕上げる。 ◦ 形状を安定させる(補強): 衿ぐりなどは伸びたり型崩れしやすいため、見返しを付けることで布に厚みと強度を持たせ、服のシルエットを保つ。 ◦ 着心地と耐久性の向上:直接肌やインナーに触れる部分を補強し、摩擦による傷みを防ぐとともに、服の重みを適切に分散させる。サルトでは、元の生地をデザインとして最大限に活かしつつ、見返しに別の品質に高い生地をあえて使うことで、機能性と美しさを両立させます。表からは見えにくい部分ですが、服の形を安定させ、強度を高め、仕立ての良さを向上させる重要な役割があります。 一着をより良く着るためのお直し事例も多数ご紹介しておりますので、是非合わせてご覧ください、 サルト銀座で、あなたの一着を次の物語へ 「こんなリメイクは無理かな?」と思うアイデアも、ぜひ一度サルト銀座にお聞かせください。サルトと一緒に、お洋服に新しい命を宿してみませんか?クローゼットに眠る「物語」を、ぜひ一度サルト銀座へお持ちください。公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。
投稿日: 2026年2月13日2026年4月21日一着に宿る記憶を未来へ。サルト銀座がメンズスーツのリメイクに込める情熱と職人の技 洋服は人生を共にする「記憶」|サルト銀座の「受け継ぐお直し」とは サルトでは様々なお直しを承っておりますが、その中でも特に大切にしている取り組みがあります。それは「受け継ぐお直し」です。「受け継ぐお直し」とは、誰かが大切に着てきたお洋服を、次に着る方の体型やライフスタイルに合わせて仕立て直し、想いとともに受け継いでいくお直しのことです。サルト銀座にとって、洋服は単なる布のかたまりではありません。そこには持ち主の人生の記憶が刻まれています。私たちは、そうした「想い」が詰まった一着を次世代へ受け継ぐお手伝いをしたいと考えています。 【事例紹介】おじい様のメンズスーツを孫娘様へリメイク 最近では、「父や祖父が大切にしていたスーツを娘が着られるようにしたい」といった、メンズスーツをレディース用にリメイクするご依頼が増えています。昭和の時代を駆け抜けた男性にとって、スーツは家族を守り、仕事を成し遂げるための「鎧(よろい)」のような存在でした。今回のご依頼は、おじい様の「鎧」をお孫様が受け継ぎ、現代の日常着として蘇らせること。これこそがサルトが大切にしたいテーマです。 職人のこだわり:メンズスーツを女性用に「再構築」する手法 サルト銀座のこだわりは、単なるサイズ直しに留まりません。 【お直し中の様子】 女性の体型にフィットさせるための「芯地」の処理 昔のメンズスーツには厚い芯が入っており、女性の胸部には上手くフィットしません。そこで、まずはこの芯を全て取り除くことから始めます。 デザインと実用性の両立 今回は、ご依頼主様の好みに合わせ、元々のメンズライクなデザインを残しつつ、現代のシルエットに沿うよう調整しました。このような高度なリメイクを行い、今回はご予算に沿った10万円程度でのお直しとなりました,。 【お直し後の写真】 「家族の行事」として楽しむ、受け継ぐお直しの魅力 「父の精神を受け継ぎたい」というニーズは急増しています。お客様にとっては、単なる修理というよりも、思い入れのある生地でオーダースーツを作るような感覚に近いものです。今回のご依頼主様も、最終的にはお父様のスーツも追加でご依頼いただき、ご家族総出でのお直しとなりました。「一家にとって思い出に残る大きな家族行事になった」という嬉しいお言葉をいただいています。受け継ぐお直しの事例は他にもご紹介しておりますので、是非合わせてご覧ください。 サルト銀座で、あなたの一着を次の物語へ 私たちは対話を重視し、約2ヶ月の期間をかけ、必ず「仮縫い」の工程を挟みます。体型だけでなく、服に込められた想いまで丁寧にフィッティングするためです。クローゼットに眠る大切な一着があれば、ぜひご相談ください。現在、撮影協力による15%オフの特典もご用意しております。新しい物語を、私たちと一緒に始めませんか?公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。
投稿日: 2026年1月30日2026年4月21日【最近パンツがきつい方へ】ウエスト出しで洋服はまだ着られます|お直しで解決 「最近ウエストがきつくなって、今まで履いていたパンツが入らない…」そんなお悩みはありませんか?会食や飲み会が増えた方、お正月太りが気になる方など、ウエスト周りのサイズ変化は誰にでも起こり得るものです。しかし、お気に入りのパンツを「もう着られない」とあきらめる前に、ウエスト出し(サイズ出し)のお直しという選択肢があることをご存じでしょうか。 ウエスト出しとは? どこまでサイズを大きくできるのか ウエスト出しとは、パンツやスラックスの縫い代を利用してサイズを広げるお直し方法です。よくいただくご質問が、「ウエストって、どのくらい大きくできますか?」というものです。 まず確認するのは後ろ中心の縫い代 ウエスト出しで最初にチェックするのが、後ろ中心の裏側に残っている縫い代です。この縫い代の幅によって、どのくらいサイズを出せるかが決まります。一般的なスラックスの場合、左右それぞれ2cm合計で約4cmほど出せるケースが多く、費用の目安は5,000〜6,000円前後です。体重の増減で考えると、体重1kg増=ウエスト約1cm増と言われるため、4cm出せれば「4〜5kg太った」という方にも対応可能です。 4cm以上ウエストを出したい場合の方法 「昔のスーツを久しぶりに着てみたら、全然入らなかった…」そんなケースもよくあります。特に昔のスラックスには、タック(折り込み)が入っているものが多く、このタックをほどくことでさらにサイズを出すことが可能です。タック1つで約3cm左右で最大約6cmまでウエストを広げられます。この場合は、ウエストベルト部分も一度外す必要があるため、やや大掛かりなお直しとなり、費用は約2万円前後が目安です。 デニムのウエスト出しはできる? デニムの場合、スラックスのような縫い代がほとんどないため、単純に出すことはできません。しかし、専門的な技術を使えばウエスト出しは可能です。具体的には、サイド部分に三角形のマチを入れるウエストの帯部分にも生地を追加パッチ裏に生地を仕込み、目立たないように調整といった方法で、デニムでも約6cm程度のサイズアップが可能です。 デニムのお直しはこちらのブログでもご紹介しているので、是非ご覧ください。 「もう着られない」と思う前にウエスト出しを検討してください ウエスト出しには、今回ご紹介した以外にも細かな技術や選択肢があります。「もう無理」「買い替えるしかない」と判断する前に、洋服お直しのプロに相談することで、まだ着られる可能性は十分にあります。 サイズの変化は誰にでも起こるものだからこそ、今の体型に合わせて直しながら、思い入れのある洋服を長く着続けることができます。「もう着られない」とあきらめる前に、まずは一度サルトに相談してみてください。大切な一本、お気に入りのパンツを長く履き続けるために、ぜひ一度サルトへご相談ください。公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。 ご予約はこちら ※LINEに移行します
投稿日: 2026年1月22日2026年4月21日【受け継ぐお直し®とは?】想い出のスーツを次の世代へ|親から子へ受け継ぐお直しの価値 受け継ぐお直し®とは? 今回は、サルトが大切にしている取り組み「受け継ぐお直し®」についてご紹介します。受け継ぐお直し®とは、誰かが大切に着てきたお洋服を、次に着る方の体型やライフスタイルに合わせて仕立て直し、想いとともに受け継いでいくお直しのことです。 例えば、こんな「受け継ぎ方」があります 会社でお世話になった先輩から譲り受けたスーツを、自分の体型に合わせてお直しお父様が若い頃に着ていたスーツを、息子様・娘様へ受け継ぐおじい様・おばあ様から譲り受けたお洋服を、今の時代に合う形へリメイク特にメンズ → メンズ の場合はサイズ調整が中心になりますが、メンズ → レディース の場合はシルエットや構造を大きく変える必要があり、より高度なお直しになります。それでも「家族が大切にしていた服を、自分が着られる形になる」ということに、強い喜びを感じてくださる方がとても多いです。 昔のスーツを、今の時代に蘇らせる 過去のYouTubeなどでもお話していますが、昔のお洋服は肩幅が大きいシルエットが重たいディテールが時代を感じさせるといった特徴があります。私たちの役割は、そのお洋服が持つ雰囲気や歴史を壊しすぎず、現代のスタイルに自然に馴染ませること。お客様の体型に合わせながら、✔ 必要な部分は大胆に✔ 残すべき部分は丁寧にバランスを見極めてお直しを行います。 「新しいスーツが買える金額でもお願いしたい」 あるお客様は、お父様が着ていたスーツを、大学の卒業式、そして社会人になってからも着られるようにしたいという想いでご相談くださいました。かなり大がかりなお直しが必要だったため、「新しいスーツが1着買えるくらいの金額になります」と事前にお伝えしました。それでもお客様は、こう仰いました。「それで父と母が喜んでくれるなら、安いものですよ。」この言葉は、今でも強く印象に残っています。 新品を買う時とは違う「心の満足感」 また別のお客様から、こんなお話もありました。「新品を買う時は、買った瞬間が気持ちのピーク。でも、受け継いだ服は、着るたびに想いや思い出が蘇って、ずっと気持ちが温かいまま続くんです。」新品には新品の良さがあります。しかし、受け継ぐお直しには“時間と記憶が積み重なる価値”があります。 洋服は「物」以上の存在 私たちが扱っているのは洋服ですが、そこには必ず 人との思い出、人生の時間 が詰まっています。だからこそサルトでは、ただサイズを直すのではなく、その背景ごと大切にするお直しを心がけています。この想いに共感してくださる方が、年々増えていることをとても嬉しく思っています。過去のブログでは、受け継ぐお直しの具体的なリメイク方法やご依頼者様の想いをご紹介していますので是非ご覧ください。 "受け継いで着たい”と思う物があれば、ぜひご相談ください 実家に帰った時、憧れの先輩から一着譲ってもらった時、「これ、着られたらいいのに」と思うお洋服があれば——ぜひ一度、サルトの「受け継ぐお直し®」をご検討ください。想いの詰まった一着を、次の時代へ繋ぐお手伝いをさせていただきます。公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。 ご予約はこちら ※LINEに移行します