【最近パンツがきつい方へ】ウエスト出しで洋服はまだ着られます|お直しで解決

「最近ウエストがきつくなって、今まで履いていたパンツが入らない…」

そんなお悩みはありませんか?

会食や飲み会が増えた方、お正月太りが気になる方など、ウエスト周りのサイズ変化は誰にでも起こり得るものです。

しかし、お気に入りのパンツを「もう着られない」とあきらめる前に、
ウエスト出し(サイズ出し)のお直しという選択肢があることをご存じでしょうか。

ウエスト出しとは? どこまでサイズを大きくできるのか

  • ウエスト出しとは、パンツやスラックスの縫い代を利用してサイズを広げるお直し方法です。

よくいただくご質問が、

「ウエストって、どのくらい大きくできますか?」

というものです。

まず確認するのは後ろ中心の縫い代

ウエスト出しで最初にチェックするのが、後ろ中心の裏側に残っている縫い代です。

この縫い代の幅によって、どのくらいサイズを出せるかが決まります。
一般的なスラックスの場合、

  • 左右それぞれ2cm
  • 合計で約4cm

ほど出せるケースが多く、費用の目安は5,000〜6,000円前後です。
体重の増減で考えると、
体重1kg増=ウエスト約1cm増
と言われるため、4cm出せれば「4〜5kg太った」という方にも対応可能です。

4cm以上ウエストを出したい場合の方法

「昔のスーツを久しぶりに着てみたら、全然入らなかった…」

そんなケースもよくあります。
特に昔のスラックスには、タック(折り込み)が入っているものが多く、このタックをほどくことでさらにサイズを出すことが可能です。

  • タック1つで約3cm
  • 左右で最大約6cm

までウエストを広げられます。
この場合は、ウエストベルト部分も一度外す必要があるため、やや大掛かりなお直しとなり、費用は約2万円前後が目安です。

デニムのウエスト出しはできる?

デニムの場合、スラックスのような縫い代がほとんどないため、単純に出すことはできません。

しかし、専門的な技術を使えばウエスト出しは可能です。

具体的には、

  • サイド部分に三角形のマチを入れる
  • ウエストの帯部分にも生地を追加
  • パッチ裏に生地を仕込み、目立たないように調整

といった方法で、デニムでも約6cm程度のサイズアップが可能です。

デニムのお直しはこちらのブログでもご紹介しているので、是非ご覧ください。

「もう着られない」と思う前にウエスト出しを検討してください

ウエスト出しには、今回ご紹介した以外にも細かな技術や選択肢があります。

「もう無理」「買い替えるしかない」と判断する前に、洋服お直しのプロに相談することで、まだ着られる可能性は十分にあります。

サイズの変化は誰にでも起こるものだからこそ、今の体型に合わせて直しながら、思い入れのある洋服を長く着続けることができます。
「もう着られない」とあきらめる前に、まずは一度サルトに相談してみてください。
大切な一本、お気に入りのパンツを長く履き続けるために、ぜひ一度サルトへご相談ください。

公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。

※LINEに移行します

【受け継ぐお直し®とは?】想い出のスーツを次の世代へ|親から子へ受け継ぐお直しの価値

受け継いだワンピースを身長差に合わせてお直ししたビフォーアフター比較。丈やシルエットを調整し、現代的に着こなせるよう仕立て直した事例。

ご実家のクローゼットやタンスの奥深くに、お父様やお母様、あるいはおじい様が昔大切に着ていたスーツやコートが眠っていませんか?
また、会社でお世話になった憧れの先輩から、「もう着ないから」と上質なジャケットを譲り受けた経験はないでしょうか。

「デザインや生地はすごく良いけれど、サイズが大きすぎて着られない」
「捨てるには思い出が詰まりすぎていて、どうしても処分できない……」

そうした「捨てられない想い」を、「また着たい」という現代の喜びに変え、次の世代へと繋いでいく。それこそが、サルトが大切にしている取り組み「受け継ぐお直し®」です。

今回は、具体的な1つの事例紹介にとどまらず、「受け継ぐお直し®」とは一体どのようなものなのか、その多様なパターンや、新品のお洋服を買うこととは根本的に異なる「心の満足感」について詳しくご紹介します。

サルトが提唱する「受け継ぐお直し®」とは?

「受け継ぐお直し®」とは、単に小さくなった服の裾を詰めたり、破れた箇所を補修したりする日常的な修理ではありません。

誰かが人生の節目で大切に着用し、たくさんの時間や思い出が刻まれたお洋服を、次に着る方の体型やライフスタイルに合わせて綺麗に仕立て直し、服に宿る「歴史」や「想い」ごと次の世代へ引き継いでいくお直しです。

洋服は一見するとただの「布のかたまり」ですが、そこには持ち主が仕事を頑張った時間や、家族と過ごした記念日の記憶、人生の歩みがしっかりと染み込んでいます。サルトでは、その背景にあるストーリーまで丁寧に汲み取り、お仕立て直しを行っています。

こんなにある!「受け継ぐお直し®」の多様なパターン

「家族の服しか直せないのかな?」と思われるかもしれませんが、実は受け継ぎ方にはさまざまな形(パターン)があります。

1. 先輩から後輩へ受け継ぐ

会社でお世話になった上司や師匠とも言える先輩から譲り受けたスーツ。
体型に合わせて肩幅や身幅を整えることで、先輩の仕事への情熱やイズムを身に纏う「勝負服」として生まれ変わります。

2. 親から子へ(父から息子・娘、母から娘)

お父様が若い頃に着ていたクラシックなスーツを、成人式や大学の卒業式、就職活動を迎える息子様へ。あるいは、お母様が大切にされていたカシミアコートやジャケットを、現代風のシルエットに整えて娘様へ受け継ぐケースも非常に増えています。

3. 祖父母から孫へ、着物から洋服へのリメイクも

おじい様やおばあ様が仕立てた昭和の仕立ての良いコートや着物。
何十年経っても色褪せない上質な生地を活かし、お孫様が日常でさらりと着られるケープやジャケット、ワンピースへとリメイクします。

4. 「メンズ →レディース」も

男性同士の受け継ぎ(メンズ → メンズ)であれば基本はサイズ調整が中心となりますが、お父様やおじい様のメンズスーツを、娘様やお孫様(女性)が着られるようにリメイクする(メンズ → レディース)といったご相談も大歓迎です。 骨格や構造が根本から異なるため非常に高度な技術が必要となりますが、「家族が大切にしていた服、自分が綺麗に着られる服になる」と、とりわけ強い感動をいただいております。

5. 「愛犬(ペット)」へ受け継ぐ

「着なくなった思い出のコートやブランド服を、大好きな愛犬に着せてあげたい」というご相談も非常に人気を集めています。 サルトが展開する「ReSARTO(リサルト)恵比寿」では、お父様のダウンジャケットをワンちゃん用のダウンベストに仕立て直したり、思い出のコートから可愛いケープを仕立てたりするリメイクを行っています。 長年着ていた飼い主様の匂いや想い出が残る生地で包まれることは、愛犬にとっても大きな安心感に繋がります。大切な家族の一員であるペットへ想いを受け継ぐ、新しいカタチの「受け継ぐお直し®」です 。

[📲 「うちにあるこの服も受け継げる?」LINEで画像と一緒に質問してみる]

昔のスーツを「今の時代」に自然に馴染ませるプロの技

「昭和や平成初期のスーツは、肩パッドが分厚くてシルエットが大きい」とイメージする方もいらっしゃると思います。

昔のお洋服には、以下のような特徴があります:

  • 肩幅が広すぎる・肩パッドが分厚い
  • 全体的にシルエットが重たくダボついている
  • 衿(ラペル)の太さやボタン位置に時代感が出ている

私たちの役割は、そのお洋服が持っているクラシックな良い雰囲気や歴史を壊しすぎず、現代の街並みやライフスタイルに自然と馴染むシルエットへとアップデートすることです。

フィッターと職人が連携し、「必要な部分は大胆に削り、残すべきプロのディテールは丁寧に残す」という絶妙なバランスを見極めて仕立て直します。

「受け継ぐお直し®」がもたらす本質的な価値

1. 「新しいスーツが買える金額でもお願いしたい」理由

以前、ある若いお客様が「お父様が昔着ていたスーツを、大学の卒業式、そして社会人になってからも着たい」とサルトにご相談くださいました。

昔のスーツから現代的なサイズへお直しするためには大がかりな解体と再構築が必要となり、「これだけのお直しになると、新しいスーツが1着買えてしまうほどの金額になります」と事前にお伝えしました。

しかし、そのお客様は迷うことなく、笑顔でこう仰いました。

「それで父と母が喜んでくれるなら、安いものですよ。」

ご自身の成人や社会人への第一歩を、ご両親の想い出が詰まったスーツで祝うこと。そして、それを見たご両親が心から喜び、涙ぐむこと。新品のスーツをただお金を出して買うだけでは絶対に手に入らない、「プライスレスな家族の価値」がそこにはありました。

2. 新品を買う時とは違う「心の満足感」

別のお客様からは、こんな印象的なお言葉をいただきました。

「新品の服を買う時は、買ったその瞬間が気持ちのピーク。 でも、受け継いだ服は、袖を通すたびに相手との思い出や温かい想いがよみがえって、ずっと気持ちが温かいまま続くんです。」

新品には新品の良さや高揚感があります。しかし、受け継ぐお直しには「時間と記憶が積み重なることによる、深くて温かい心の満足感」が存在します。

まとめ:“受け継いで着たい”と思う一着があれば、ぜひサルトへ

ご実家に帰省したとき、クローゼットの奥を覗いたとき、あるいは大切な方から服を譲り受けたとき——
「これ、自分が綺麗に着られたら素敵なのにな」と思うお洋服があれば、諦めて処分してしまう前に、ぜひ一度サルトの「受け継ぐお直し®」をご検討ください。

知識豊富なフィッターとお直しの職人が、あなたと大切な方の記憶を繋ぐ、世界にたった一着だけの宝物を仕立てるお手伝いをいたします。

監修者の紹介画像

25周年記念 オーダーメイドフェアのお知らせ【サルト銀座本店】

25周年記念 オーダーフェアのお知らせ

2026年 2月1日(日)  〜  28日(土)

オーダーフェアの
お知らせ

2026年 2月1日(日) 〜 28日(土)

25周年記念!今までよりも特別なオーダーフェア

皆様、いつもサルトをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。サルトは昨年25周年を迎え、30周年に向けて走り出しました。それを記念し、日ごろのご愛顧への感謝を込めた特別なオーダーフェアを開催いたします。


今回、会期中のお仕立て限定で、
オーダーメイドシャツをプレゼントする他、今回だけ特別に25周年記念特典として3,000円分のギフト券をお贈りいたします。

10年保証のついたサルトのオーダーメイドを、特別な特典のあるこの機会にぜひご体験ください。

創業25周年
特別なオーダーフェア

皆様、いつもサルトをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。サルトは昨年25周年を迎え、30周年に向けて走り出しました。
それを記念し、日ごろのご愛顧への感謝を込めた特別なオーダーフェアを開催いたします。


今回、会期中のお仕立て限定で、
オーダーメイドシャツをプレゼントする他、今回だけ特別に25周年記念特典として3,000円分のギフト券をお贈りいたします。

10年保証のついたサルトのオーダーメイドを、特別な特典のあるこの機会にぜひご体験ください。

25周年記念 オーダーフェア

■開催日時
2026年2月1日(日)〜 28日(土)

■開催店舗
・銀座本店(11時 – 19時 / 水定休)
・恵比寿店(11時 – 19時 / 水木定休)
・麻布台ヒルズ店(11時 – 20時 / 水定休)

■注意事項
・フェア期間中は混み合いますので、事前のご予約をおすすめいたします。

税込110,000円以上のオーダーメイドのお仕立てで、次回お使いいただけるスペシャルギフト券 3,000円分をプレゼント!次回の新たなお仕立て時や洋服お直しのご依頼にご利用いただけます。

オーダー会開催期間中に税込110,000円以上のお洋服をお仕立ていただいた方に、通常22,000円以上のオーダーメイドシャツをプレゼントさせていただきます。定番の綿100%の白無地や折柄、サックスブルー、ストライプといった生地からお選びいただけます。

すでにお直し10年保証の期間を過ぎているお客様(2015年以前にお仕立てされたお客様)には、オーダー会開催中のご来店で「5年間のお直し保証」を追加で付与いたします。10年以上前にサルトにてオーダーされた方はぜひご来店ください。※1

※お直し保証とは?
「お直し10年保証」とは、お仕立て後から10年間は、体重の増減に応じた基本的なサイズ調整や補修を無料または割引価格で承るアフターケア保証サービスです。Model 10とModel1で保証内容が異なります。詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

今回のおすすめは、グレーの定番生地

 今回おすすめするグレーの生地は丈夫なイギリス製で、さらに過去10年以上に渡り、世界的に人気が続く定番のもの。今後も廃盤にならないものを選んでいるので、サイズのお直しや破れの修理の際に「修理用に同じ生地がほしい」となった場合や「ズボンだけもう一本作りたい!」という場合も安心の生地たちです。

イギリス製 ミディアムグレー
Huddersfield Fine Worsteds

Model 10 オーダースーツ(10年保証付き):参考価格 253,000円(税込)

イギリス製 チャコールグレー
Huddersfield Fine Worsteds

Model 10 オーダースーツ(10年保証付き):参考価格 286,000円(税込)

なぜグレーなのか?

 新年の仕事始めの日。本社に集まったスタッフたちは、なぜか全員グレーの洋服を揃って着ていました。グレーの濃淡や着こなしは様々でしたが、周囲の色を引き立てる調和の色であるグレーを全員が自然と選んだのは、思いや価値観が一致していたからこそでした。
 25年前、真っ白から始まったサルトは少しずつ色づき、濃くなっています。濃くなる毎に印象が変わるグレーは、成長と変化を続けるサルトの今を象徴する大切な色。皆様にとっても様々な変化が訪れるであろう2026年、今現在の自分に合ったグレーを見つけてみてください。

お問い合わせ先

サルト銀座本店
>>>メールフォーム

※お問い合わせ状況により、ご連絡またはメールのご返信にお時間をいただく場合がございます。
お急ぎのお客様にはご不便、ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

ご注意

※1 ご予約優先となりますので、事前のご予約をおすすめいたします。シャツは対象外です。サルトでオーダーされたお品物と一緒にご来店ください。お品物がない場合は、特典付与の対象にはなりません

エルメス(HERMES)のシルクコートを受け継ぐ|思い出と環境をつなぐサステナブルなお直し

思い出も一緒に未来へつなぐ「受け継ぐお直し」。
今回は、サルトが取り組む 「受け継ぐお直し」企画をご紹介します。

本企画では、
親から子へ受け継がれた大切なお洋服を、今の時代に合うデザインへとリメイクし、
お洋服とともに想いを次の世代へ繋いでいきます。

【今回のお直し】

今回お直しをさせていただいたのは、

山田美樹 元環境副大臣がお母様から譲り受けた「HERMES(エルメス)」のシルクコート。
HERMESらしい美しい色使いと、大胆な柄が印象的な一着。

構造はシルクの一枚仕立てで、非常に上質なアイテムです。
しかしその一方で、

✔ 柄が全面に出るため、今の時代に一枚で着るには少し勇気がいる
✔ サイズがやや大きく、調整が必要
という課題もありました。

【お直しのポイント】

今回のお直し前の難点:ラグランスリーブと大胆な柄
袖は、現在も人気のあるラグランスリーブ
(襟ぐりから脇にかけて斜めに切り替え線が入るデザイン)。
袖丈は長く調整が必要でしたが、

✔ ラグラン特有の構造
✔ 大きな柄が入っている
という理由から、単純に詰めるだけではバランスが崩れてしまう難しいお直しでした。

【サルトの提案】

「柄を活かし、今も着られるデザインへ」

今回のリメイクでは、
トーンを落とすことで柄の魅力を活かしながら、今後も着続けられるデザインを目指しました。

袖は大胆に、別生地で新たに作り替えるという方法を選択。

さらに、
・襟
・ポケット
・裾の裏側

にも同じ生地をあしらうことで、統一感とデザイン性を高めています。

【お直しをしてみて】

完成したコートは、全体的にシャープで洗練された印象に。
柄の個性を活かしながらも、すっきりと見えるシルエットに生まれ変わりました。

ご本人のご感想
完成後、ご本人からはこんなお言葉をいただきました。

「母から譲り受けたけど、母から戻してくれって言われました」


思わず笑みがこぼれる、嬉しいご感想です。
このコートは、その後トークイベントでも実際に着用されました。

【環境への取り組みとしても評価】

この「受け継ぐお直し」の取り組みは、
環境省が推進する「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしをつくる国民運動」にも取り上げていただきました。

さらに、ファッション業界の大御所メディア「WWD」にも掲載されており、最近では「アップサイクル」という言葉も広がってきています。

捨てないことは、誰にでもできるサステナブルな一歩。
「環境に良いこと」「SDGs」と聞くと、少し重たく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実は、「物を捨てず、直して使う」ことは、誰にでもできる環境への第一歩です。

ーー個人的な喜びが、結果的に地球にとって良いことへと繋がる——

それはとても素敵な循環ではないでしょうか。


より詳しく知りたい方は、
「環境省 サステナブルファッション」でぜひ検索してみてください。

今回は

・HERMESのシルクコートを「受け継ぐお直し」
・思い出と環境を未来へ繋ぐサステナブルファッション
・捨てない選択が、豊かな暮らしにつながる

という内容でご紹介しました。

「受け継ぐお直し」は以前にも「母から受け継いだ思い出のカシミアコートをリメイク」でご紹介しております。
是非、合わせてチェックしてみてください。

大切なアイテムを、思い出のつまったアイテムをより長く、美しく。
そのお手伝いをさせていただきます。

ぜひ一度サルトにご相談ください。

公式LINEからご都合に合わせてご予約いただけます。是非一度お越しください。

※LINEに移行します