5月, 2019 | SARTO/サルト

2019年5月31日2019年7月2日

Friend from Los Angeles, Ethan Wong

My friend Ethan Wong came our store on 31th May.
He’s professional photographer based in Los Angeles and social media manager of Ascot Chang a Hong Kong bespoke menswear brand.
Thanks Ethan and everybody please follow him on IG @ethanmwong .

アメリカから友人のイーサン・ウォンが遊びに来てくれました。
香港のビスポークテーラー「アスコット・チャン/Ascot Chang」のSNSマネージャーであり、プロのカメラマンでもあります。
ぜひ、彼のインスタグラム @ethanmwong をチェックして見てください。

Text and Photos：Moto Kwok-Fan

Moto Kwok-fan

Moto was born and raised in Japan and has lived and worked in Shanghai and Hong Kong.
After he graduated from university, Moto started his career as a real estate and investment agent and digital-marketing. He worked for this industries for about six years and afterwards he started own business as marketing and some fashion brand agent.
In 2018, he joined SARTO GINZA as director and now he in charge of the marketing, promotion and sales department.

Menswear enthusiast and movie props, LEGO block, old Kenner/Hasbro Action figures “Huge Collector”

@motokwokfan

チャイナドレスのお直し

多くのお客様から、こんなお声を頂戴することが多くございます。
「女性ものも直せるんですか？」、「デニムも持ってきていいんですか？」。
もちろん、大丈夫でございます。

スーツのお直しが最も多い我々でございますが、決して、スーツ専門、男性専門ではございません。
レディースのジャケットやワンピース、ドレスはもちろん、デニム、レザージャケット、ダウン、作業着、スポーツウェア、学生服、柔道着(！)まで、どんなものでもお受けしております。

今回は、そんな「こんなこともやっていますよ」というお直しを紹介させていただきます。

お直し前 -チャイナドレス-

こちらは、いわゆるチャイナドレスになりますが、かなりタイトなシルエット故に、体型の変化と共に着なくなってしまう方も多いお洋服です。
タイトで、さらにノースリーブのこちらのチャイナドレスを、お直しとリメイクで再度お楽しみいただけるお洋服にいたしました。

お直し後 -チャイナドレス-

タイトなシルエットは、背中部分を開き、そこにレース生地をあしらって、身幅を広げ、ノースリーブには背中で使ったものと同じレース生地でを使って、新たに袖をお作りいたしました。
ダークカラーの落ち着いたレースを用いることで、チャイナドレスがより一層上品なドレスとなりました。

Throw back to B&Tailor Trunk Show on 24 – 26th May

Dear customers form all over the Japan and Hong Kong and Taiwan,
Fist off, thank you to all the our customers who came on the day of the B&Tailor Japan Trunk Show on 24 – 26th May. I was very excited to have such a good customers and I hope everyone had an awesome time with B&Tailor (and SARTO Team). We can’t wait for next trunk show to see everyone there.
Here’s some pictures from the day and see you soon and thank you for sharing the day with us!

日本全国、香港、台湾からお越しいただきましたお客様へ。
まず、5月24日から26日に開催いたしました、B&Tailorのトランクショーにお越しいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしいお客様と共に過ごすことができ、とても嬉しく思っております。また、お客様もB&Tailorとのお時間を楽しんでいただけておりましたら幸いです。こちらのページに、当日の様子のお写真を少し掲載いたしますので、ぜひ御覧ください。
それでは、次回のトランクショーでも皆様にお会いできることをとても楽しみしております。

Text and Photos：Moto Kwok-Fan

Moto Kwok-fan

Menswear enthusiast and movie props, LEGO block, old Kenner/Hasbro Action figures “Huge Collector”

@motokwokfan

Good People Visiting, Mark Cho and Simon Crompton

23th May, Mark Cho, co-Founder of The Armoury, co-Owner of Drake’s and Simon Crompton, Founder of Permanent Style came to our Ginza store and talked about new Hong Kong projects (we’ll announce that shortly) and got a interviews.
Thank you very much indeed for coming, Mark, Simon and Emi-San.

Everyone was very startled when saw and heard that our bespoke alteration services and Japanese “Onaoshi (Altetation in Japanese)” culture but I believe that very important thing and contribute to reduce “Clothing Waste” and to protection of the environment.
I hope the “Onaoshi” concept will spread to the world like “Mottainai” and I’ll do it.

5月23日（木）、香港の紳士服店 The Armouryと英ブランド Drake’sの共同オーナー Mark Cho/マーク・チョーさん、そして、世界中で愛読されるファッションブログ Permanent Styleの創設者 Simon Crompton/サイモン・クロンプトンさんが、弊社銀座店にお越しいただきました。
Markさんとは、香港での新しいプロジェクトのお話、サイモンさんからはPermanent Styleの取材をしていただきました。
Markさん、Simonさん、Emiさんありがとうございました。

我々のお直し技術や日本人の「お直し文化」は外国の方はみなさん驚かれますが、私は、捨てられていく洋服を減らし、環境を守るという意味でも、とても重要なことだと思っています。
「お直し文化」が「もったいない」と同じように世界に広まることを期待していますし、広めて行きます。

Text：Moto Kwok-Fan

Moto Kwok-fan

Menswear enthusiast and movie props, LEGO block, old Kenner/Hasbro Action figures “Huge Collector”

@motokwokfan

【メディア掲載】Men’s Clubにコーティングサービスが掲載されました。

5月25日（土）に発売された、雑誌「MEN’S CLUBE/メンズクラブ 7月号」に、弊社の新サービス「洋服・革靴・バッグへのコーティング」をご紹介いただきました。
革製品へのコーティングは、防水スプレーはじめ既存のものが多くございますが、今回サルトがご紹介しておりますのは、ウールやコットンなどの洋服へもコーティングが可能な新サービスで、素材の風合いはそのままに、撥水や撥油、防汚、防臭、抗菌などの機能を後から追加することが可能となっております。
メンズクラブ7月号の記事は、こちらのメンズクラブ Webサイトでもご覧いただけます。

コーティングサービスの料金やサンプル動画などは、下記のページよりご覧いただけます。

メンズクラブ 2019年7月号

ハースト婦人画報社

コーティングサービスに関するお問い合わせは、
下記のお問い合わせフォームまたはお電話よりお願い申し上げます。

電話：03-3567-0016

2019年5月17日2019年10月14日

【1】Liverano & Liverano/リヴェラーノのお直し

　多くの衣類のお直しを承ってきた我々サルト銀座の元には、毎日様々なお品物がお直しに持ち込まれます。エルメスやグッチ、ブルネロクチネリ、マックスマーラ、モンクレールなどの高級ブランド品から、ラフルローレンなどのカジュアルブランド、さらにユニクロ、ZARAなどのファストファッション品、中にはスポーツ試合用のユニフォームまで様々です。本当に書きれないほどございます。

　ただ、全てのお直し品の中でも、最も多くご依頼いただくお品物は、なんと言っても「スーツ」。サイトリニューアル後、初のブログである今回は、そんな弊社の真骨頂である「スーツのお直し」をご紹介させていただきます。しかも、弊社サルトのお直しですので、一般的なスーツではございません。
　ご紹介いたしますのは、イタリアはフィレンツェにあるテーラー「Liverano & Liverano/リヴェラーノ&リヴェラーノ」の総手縫いのフルオーダー（ビスポーク）品。しかも、シルク/コットン混合という難しい生地の品物になります。

サルト史上、一二を争う高難易度のお直し

　こちらの写真をご覧ください。どうやらお客様の体型よりも上下共に2～3サイズほど大きいようです。こうした場合、サルトではジャケットもスラックスも全て分解をして、生地の状態に戻したあと、サイズに合わせて生地をカットし、再度仕立て直す手法でお直しをしています。
　大掛かりではありますが、様々なスーツで数えきれないほど経験済みであるため、いつもなら大きな問題は感じないお直し内容です。

　ところが、このリヴェラーノというスーツは、普通のスーツではありません。立体感を作り出すために普通は付けられている「前ダーツ」がなく、生地の裁断とアイロンの技術だけで立体的なカーブを作り上げていたり、直線以外は手縫いで縫われていたり、とにかく複雑。しかも、直線部分以外はすべて手縫いであるため、お直しも手縫いです。

そんな複雑で難易度の高いリヴェラーノのスーツお直しを、今後、数回に分けてご紹介させていただきます。

【1】 Liverano & Liverano/リヴェラーノのお直し
 【2】 Liverano & Liverano/リヴェラーノのお直し
【3】 Liverano & Liverano/リヴェラーノのお直し
【4】 Liverano & Liverano/リヴェラーノのお直し

文：Moto Kwok-Fan（モト・クオック・フアン）

【レクチャー】文化服装学院にて「お直しフィッティング」講座を開講

文化服装学院にて、5月16日（木）より全5回の「お直しフィッティング講座」を開講しております。
体型の読み取り方から、補正のピンの打ち方、お直し内容のご提案のやり方まで、サルトの持つ技術や考え方を余すことなく、お話させていただいております。
こちらの講座はすでに締切となっておりますが、今後、こうした講座を定期的に行う予定となっております。
ご希望の方には、事前にご連絡をさせていただきますので、下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。

また、現在、パターンと縫製の知識がお有りの方を対象に、「サルトの“お直し”ソーイング編（基礎）」講座の募集を行っております。
この講座では、弊社の持つお直しの縫製手法や考え方を、弊社職人が直接お話させていただきます。
詳細はこちらを御覧ください。

2019年5月13日2019年5月13日

【B&Tailor】トランクショー開催のお知らせ

今、世界中の経営者たちがこぞって仕立てている、アジアを代表するビスポークテーラー「B&Tailor/ビーアンドテーラー」。

この度、本国よりマスターテーラーであり、創業者のJung yul Park氏と、ヘッドテーラーのChang jin Park氏をお招きし、
フルハンドメイドのビスポーク/フルハンドならびにMTM（メイド・トゥ・メジャー）の特別オーダー会を
サルト銀座店と、サルト新宿伊勢丹メンズ館店にて開催いたします。