コートからマントへ!

多くのお客様から、こんなお声を頂戴することが多くございます。
「女性ものも直せるんですか?」、「デニムも持ってきていいんですか?」。
もちろん、大丈夫でございます。

スーツのお直しが最も多い我々でございますが、決して、スーツ専門、男性専門ではございません。
レディースのジャケットやワンピース、ドレスはもちろん、デニム、レザージャケット、ダウン、作業着、スポーツウェア、学生服、柔道着(!)まで、どんなものでもお受けしております。

今回も、そんな「こんなこともやっていますよ」というお直しを紹介させていただきます。

お直し前 -コート-

こちらは、見ての通りのコートです。素敵な色合いのグレーではございますが、なかなかお召になる機会がないとのこと。
こうした「良いのだけれど、あまり着ない」というお洋服は誰しもが持っているものです。デザインなのか素材なのかサイズなのか飽きなのか、、、理由は様々ですよね。
今回は、色合いや素材などは気に入っておられるとのことだったので、「コートをマントへリメイクする」というご提案をさせていただきました。コートとしては使いづらいのであれば、コートにこだわらず、アイテム自体を別のモノに変えてしまおう、という発想です。

お直し前
お直し前

お直し仮縫い -マント-

今回は、コートからマントへ!ですので、デザイン、形を変えるリメイクになります。そのため、完成後のイメージやサイズ感をより具体的にご確認いただけるよう、「仮縫い」という工程を挟ませていただきました。
仮縫いは、オーダーメイドで採用される工程の一つで、しっかりと縫い付ける前に、仮縫い用のほどきやすい糸で仮止めをして洋服を作り、それをご試着していただいて、サイズやデザインなどの最終的な確認をしていただく工程のことです。
下の写真でも、白い糸が見えているかと思いますが、これが仮止めをしている糸になります。この時点であれば、サイズを大きくしたり小さくしたりすることもある程度可能で、デザインも限界はありますが、変更可能です。

仮縫い
仮縫い

お直し後 -マント-

ご覧の通り、素敵なマントに変貌いたしました!
マントと聞くと、珍しいもののように思えて、普段使いにくい印象が出てきますが、和装洋装問わず使えるのと、さっと羽織られること、袖ないので腕が動かしやすいなど、メリットの多いお洋服でもあります。

お直し後
お直し後

一般的なサイズダウンだけではなく、リメイクも、ぜひご検討ください。

チャイナドレスのお直し

多くのお客様から、こんなお声を頂戴することが多くございます。
「女性ものも直せるんですか?」、「デニムも持ってきていいんですか?」。
もちろん、大丈夫でございます。

スーツのお直しが最も多い我々でございますが、決して、スーツ専門、男性専門ではございません。
レディースのジャケットやワンピース、ドレスはもちろん、デニム、レザージャケット、ダウン、作業着、スポーツウェア、学生服、柔道着(!)まで、どんなものでもお受けしております。

今回は、そんな「こんなこともやっていますよ」というお直しを紹介させていただきます。

お直し前 -チャイナドレス-

こちらは、いわゆるチャイナドレスになりますが、かなりタイトなシルエット故に、体型の変化と共に着なくなってしまう方も多いお洋服です。
タイトで、さらにノースリーブのこちらのチャイナドレスを、お直しとリメイクで再度お楽しみいただけるお洋服にいたしました。

お直し前
お直し前

お直し後 -チャイナドレス-

タイトなシルエットは、背中部分を開き、そこにレース生地をあしらって、身幅を広げ、ノースリーブには背中で使ったものと同じレース生地でを使って、新たに袖をお作りいたしました。
ダークカラーの落ち着いたレースを用いることで、チャイナドレスがより一層上品なドレスとなりました。

お直し後
お直し後

【1】Liverano & Liverano/リヴェラーノのお直し

 多くの衣類のお直しを承ってきた我々サルト銀座の元には、毎日様々なお品物がお直しに持ち込まれます。エルメスやグッチ、ブルネロクチネリ、マックスマーラ、モンクレールなどの高級ブランド品から、ラフルローレンなどのカジュアルブランド、さらにユニクロ、ZARAなどのファストファッション品、中にはスポーツ試合用のユニフォームまで様々です。本当に書きれないほどございます。

 ただ、全てのお直し品の中でも、最も多くご依頼いただくお品物は、なんと言っても「スーツ」。サイトリニューアル後、初のブログである今回は、そんな弊社の真骨頂である「スーツのお直し」をご紹介させていただきます。しかも、弊社サルトのお直しですので、一般的なスーツではございません。
 ご紹介いたしますのは、イタリアはフィレンツェにあるテーラー「Liverano & Liverano/リヴェラーノ&リヴェラーノ」の総手縫いのフルオーダー(ビスポーク)品。しかも、シルク/コットン混合という難しい生地の品物になります。

サルト史上、一二を争う高難易度のお直し

 こちらの写真をご覧ください。どうやらお客様の体型よりも上下共に2~3サイズほど大きいようです。こうした場合、サルトではジャケットもスラックスも全て分解をして、生地の状態に戻したあと、サイズに合わせて生地をカットし、再度仕立て直す手法でお直しをしています。
 大掛かりではありますが、様々なスーツで数えきれないほど経験済みであるため、いつもなら大きな問題は感じないお直し内容です。

 ところが、このリヴェラーノというスーツは、普通のスーツではありません。立体感を作り出すために普通は付けられている「前ダーツ」がなく、生地の裁断とアイロンの技術だけで立体的なカーブを作り上げていたり、直線以外は手縫いで縫われていたり、とにかく複雑。しかも、直線部分以外はすべて手縫いであるため、お直しも手縫いです。

そんな複雑で難易度の高いリヴェラーノのスーツお直しを、今後、数回に分けてご紹介させていただきます。

文:Moto Kwok-Fan(モト・クオック・フアン)